コンピュートのトラブルシューティング

トラブルシューティング情報を使用して、コンピュートの操作中に発生する可能性がある一般的な問題を特定し、対処します。

コンソールを使用した問題の診断

コンソールのトラブルシューティングおよび診断ツールを使用して、インスタンスの問題を識別して解決します。このツールは、一部の一般的な潜在的な問題についてインスタンスを監視し、推奨されるトラブルシューティング・ステップを提供します。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。
  2. 関心のあるインスタンスをクリックします。
  3. 「他のアクション」をクリックし、「インスタンスのトラブルシューティング」をクリックします。

    「インスタンスのトラブルシューティング」パネルには、監視されているインジケータのステータスが表示されます。問題が検出された場合、パネルには推奨されるトラブルシューティング・ステップが表示され、これに従って問題を解決できます。

  4. (オプション)トラブルシューティングの提案のPDFをダウンロードするには、「結果のダウンロード」をクリックします。

トラブルシューティングのリソース

コンピュート・インスタンスの問題をトラブルシューティングする方法の詳細は、次のトピックを参照してください:

  • SSH接続のトラブルシューティングSecure Shell (SSH)接続を使用してLinuxインスタンスに接続できない場合は、トラブルシューティング・ステップに従って一般的な問題を特定します。
  • コンピュート・インスタンス・ヘルス・メトリックインスタンスが応答するかどうかを判断するには、インスタンス・アクセシビリティ・ステータス・メトリックを使用します。コンピュートにより、アドレス解決プロトコル(ARP)のリクエストが、インスタンスの仮想ネットワーク・インタフェース・カード(VNIC)に送信されます。ARP pingが失敗した場合、メトリックはインスタンスが応答していないことを示します。
  • インスタンス・コンソール接続を使用したインスタンスのトラブルシューティング。インスタンスの起動時またはOS起動シーケンス時に発生する問題を対話的にデバッグするには、シリアル・コンソール接続またはVNCコンソール接続を使用します。
  • Oracle Cloud Agentのトラブルシューティング「インスタンスの詳細」ページのすべてのOracle Cloud Agentプラグインのステータスが「無効」の場合、またはコンソールの「メトリック」セクションにメトリックが表示されない場合は、Oracle Cloud Agentがインストールされ、実行中であり、Oracleサービスと通信できることを確認します。
  • 診断リブートの実行他のトラブルシューティング・ステップが失敗した場合に、到達できない仮想マシン(VM)インスタンスをトラブルシューティングするには、診断リブートを実行してインスタンスを再構築できます。
  • 診断中断の送信。応答しなくなった実行中のVMインスタンスをデバッグするには、インスタンスに診断中断を送信して、システム・メモリーのコピー(クラッシュ・ダンプとも呼ばれる)を生成します。
  • インスタンスのコンソール履歴の表示インスタンスの最新のOSレベルのエラー・メッセージおよびその他のシリアル・コンソール・データを分析するには、シリアル・コンソール履歴を取得してダウンロードできます。