作業リクエストを使用した作成エラーのトラブルシューティング

作業リクエストを使用すると、データベース・バックアップやコンピュート・インスタンスのプロビジョニングなど、長時間実行されている操作のモニターに役立ちます。

インスタンスの作成操作などの操作が失敗する場合、またはインスタンスの状態がプロビジョニング中から終了中に直接移動する場合は、作業リクエストを使用して、エラーが発生したワークフロー内の場所を特定します。構成の問題またはユーザー・データの問題が原因でエラーが発生する可能性があります。インスタンスを作成するためのコンピュートAPIの最初のコール中に、同期エラーが発生します。最初のAPIコール後に行われるインスタンス作成ワークフロー中に、非同期エラーが発生します。作業リクエストでは、非同期検証の失敗が取得されます。HTTP 200レスポンスを返すインスタンス作成APIコールが成功した後、後続のインスタンス作成ワークフローで非同期エラーが発生する場合があります。

REST APIコールに対するレスポンスでは、opc-work-request-idヘッダーに作業リクエストのOCIDが含まれます。作業リクエストのステータスは、作業リクエストAPIGetWorkRequestをコールし、opc-work-request-idヘッダーにある作業リクエストIDを渡すことで、いつでもモニターできます。ワークフロー中にエラーが発生した場合は、作業リクエストAPIでListWorkRequestErrorsをコールし、作業リクエストIDを渡してエラーのリストを取得できます。

作業リクエストを使用したエラーのトラブルシューティングの詳細は、作業リクエストを参照してください。リクエスト・レスポンス、およびサンプル・リクエストとレスポンスをフィルタする方法など、非同期作業リクエストの詳細は、非同期作業リクエストを参照してください。