Kubernetesクラスタおよびノード・プールのスケーリング
Kubernetes Engine (OKE)を使用して作成したKubernetesノード・プールおよびクラスタのスケール・アップおよびスケール・ダウンについて説明します。
Kubernetes Engineを使用して作成したクラスタをスケーリングして、リソース使用率を最適化できます。
管理対象ノード・プールを使用したクラスタのスケーリング
管理対象ノード・プールの場合、要件の変化に応じてクラスタ容量を調整する責任があります。次のことができます:
- クラスタ内の管理対象ノード・プールの数を変更して、クラスタをスケール・アップおよびスケール・ダウンします(「ノード・プールの追加および削除によるクラスタのスケール・アップとスケール・ダウン」を参照)。
- 管理対象ノード・プール内の管理対象ノードの数を変更して、ノード・プールをスケール・アップおよびスケール・ダウンします(ノード・プールのスケーリングを参照)。
- 自動スケーリングを有効にして、管理対象ノード・プールとポッドを自動的にスケーリングします(Kubernetesノード・プールとポッドの自動スケーリングを参照)。
仮想ノード・プールを使用したクラスタのスケーリング
仮想ノード・プールの場合、クラスタ容量管理の運用オーバーヘッドの多くがお客様のために処理されます。
仮想ノード・プールは自動的にスケーリングされ、仮想ノード当たり最大500ポッドをサポートできます。
仮想ノード当たり500ポッドが不十分な場合は、次のことができます:
- クラスタ内の仮想ノード・プールの数を増やして、クラスタをスケール・アップします(「ノード・プールの追加および削除によるクラスタのスケール・アップとスケール・ダウン」を参照)。
- 仮想ノード・プール内の仮想ノードの数を増やして、ノード・プールをスケール・アップします(ノード・プールのスケーリングを参照)。仮想ノードの最大数については、Kubernetesエンジンの制限を参照してください。
仮想ノードは、非常に多くのポッドをサポートするように自動的にスケーリングされるため、Kubernetes Cluster Autoscalerを使用する必要はありません(仮想ノードではまだサポートされていません)。