アウトバウンド・コネクタのローテーション
マウント・ターゲットが使用するアウトバウンド・コネクタを変更します。
マウント・ターゲットで機能しているアウトバウンド・コネクタをすでに使用しているが、新しいアウトバウンド・コネクタを使用するようにマウント・ターゲットを更新する必要がある場合は、変更を行うときに2つのアウトバウンド・コネクタを使用することをお薦めします。2つのアウトバウンド・コネクタを使用する必要はありませんが、この方法では不要な停止を防止できます。
2つのアウトバウンド・コネクタを使用する場合、新しいアウトバウンド・コネクタに障害が発生した場合に備えて、既存の機能アウトバウンド・コネクタをバックアップとして使用する必要があります。アウトバウンド・コネクタ1(新しいアウトバウンド・コネクタ)は、バインド操作が失敗しないかぎり使用されます(この場合、前のアウトバウンド・コネクタであるアウトバウンド・コネクタ2が使用されます)。
- ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」をクリックします。「File Storage」で、「Mount Targets」をクリックします。
- 「リスト範囲」セクションの「コンパートメント」を選択します。
- 別のアウトバウンド・コネクタを使用するように更新するマウント・ターゲットの名前をクリックします。
- 「NFS」タブをクリックして、マウント・ターゲットの既存のNFS設定を表示します。
- LDAPの横にある「管理」をクリックします。
-
「LDAPの管理」ウィンドウで、アウトバウンド・コネクタを次のように更新します。
- アウトバウンド・コネクタ1: マウント・ターゲットがLDAPサーバーとの通信に使用する新しいアウトバウンド・コネクタを選択します。
- アウトバウンド・コネクタ2: このマウント・ターゲットがLDAPサーバーとの通信に以前使用していたアウトバウンド・コネクタを選択します。
- 「保存」をクリックします。
fs mount-target update
コマンドおよび--ldap-idmap
パラメータを使用して、マウント・ターゲットが使用するアウトバウンド・コネクタを更新します:oci fs mount-target update --mount-target-id <mount_target_OCID> --ldap-idmap <LDAP_details>
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
UpdateMountTarget操作および
ldapIdmap
をoutboundConnector1Id
およびoutboundConnector2Id
とともに実行して、マウント・ターゲットが使用するアウトバウンド・コネクタを更新します。APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。