インスタンスの作成が失敗し、「IPアドレス...はすでにサブネットに割り当てられています」というエラー

インスタンスの作成時に、操作が失敗し、「IPアドレスX.X.X.Xはすでにサブネットに割り当てられています...」というエラーが表示されます。

コンソールでIPアドレスを検索すると、そのIPアドレスがファイル・ストレージ・マウント・ターゲットによって使用されていることが示されます。

原因: 各マウント・ターゲットが機能するには、サブネット内の3つの内部IPアドレスが必要です。この場合、作成されるインスタンスのIPアドレスはマウント・ターゲットによってすでに取得されているため、インスタンスの作成に失敗しました。

CLIを使用して、使用されているIPアドレスを検索できます。サブネット内で使用されているすべてのIPアドレスを検索するには、次のコマンドを使用します。

oci network private-ip list --subnet-id <subnet_OCID> --query 'data[*]."ip-address"'

マウント・ターゲットで使用されるサブネット内のすべての内部IPアドレスを検索するには、次のコマンドを使用します:

oci network private-ip list --subnet-id <subnet_OCID> --query 'data[?contains("display-name",`fss-mnt`)]."ip-address"'

詳細は、制限事項および考慮事項を参照してください。

解決策: この状況を回避するために、マウント・ターゲットおよびコンピュート・インスタンスを異なるサブネットに保持します。詳細は、ファイル・ストレージ・セキュリティ・ルールのシナリオを参照してください。