子テナンシ管理

親テナンシとして、組織の一部となる新しい子テナンシを作成できます。

作成した子テナンシは、組織のデフォルト・サブスクリプションから消費します。新しい子テナンシで別のサブスクリプションから消費するようにする場合は、「サブスクリプション・マッピング」ページで、作成されたテナンシを別のサブスクリプションに再マップできます。

重要

SaaSサブスクリプション・サービスは、組織の親テナンシまたは子テナンシでアクティブ化できます。ただし、SaaSサブスクリプションは、アクティブ化されたテナンシでのみプロビジョニングできます。

さらに、SaaSサブスクリプションのみを持つテナンシは、組織の子テナンシになるよう招待できません。

また、作成中にガバナンス・ルールを新しい子テナンシに添付することも、後で戻ってルールをアタッチすることもできます。子テナンシの作成中にガバナンス・ルールをアタッチする場合は、最初に「ガバナンス・ルール」ページでガバナンス・ルールを作成して、子テナンシの作成時に選択できるようにすることができます。

作成された子テナンシは、親テナンシの現在のデフォルト制限を継承します。子テナンシは、他のテナンシと共有されない独自の制限セットを受け取ります。

ノート

Free Tierまたはトライアル・テナンシでは、最初に有料に変換されないかぎり、新しい子テナンシを追加したり、組織の一部に招待したりすることはできません。アップグレードの詳細は、アカウント・アップグレードの概要を参照してください。

次の表に、価格設定モデルに基づいて実行できる子テナンシの作成および招待アクションを示します。

価格モデル テナンシの作成可能 テナンシを招待可能 招待可能
Pay As You Go はい はい はい
年次コミット  はい はい はい
資金調達割当て  はい はい はい
カスタム・コミット  はい はい はい
トライアル/Free Tier いいえ いいえ いいえ

ステップバイステップの手順については、子テナンシの作成を参照してください。