リポジトリの作成
コンテナ・レジストリにリポジトリを作成する方法を確認します。
リポジトリの作成後、Docker CLIを使用してそのリポジトリにイメージをプッシュできます(Docker CLIを使用したイメージのプッシュを参照)。その後、同じリポジトリ名を含むレジストリにプッシュするイメージは、そのリポジトリにグループ化されます。
イメージをプッシュする前にリポジトリを作成することは通常のワークフローですが、必ずしも必要というわけではありません。テナンシのルート・コンパートメント内のリポジトリを管理する権限がない場合は、イメージを常に既存のリポジトリにプッシュする必要があります。ただし、テナンシのルート・コンパートメントにイメージをプッシュする権限があり、これを行う予定の場合、既存のリポジトリは必要ありません。
イメージをプッシュする場合は、通常、docker push <registry-domain>/<tenancy-namespace>/<repo-name>:<version>
形式のコマンドを使用します。ただし、「ルート・コンパートメントの最初のプッシュでリポジトリを作成」オプションを選択し、まだ存在しないリポジトリの名前を含むコマンドを使用してイメージをプッシュすると、ルート・コンパートメントに新しいプライベート・リポジトリが自動的に作成されます。
たとえば、コマンドdocker push ocir.us-ashburn-1.oci.oraclecloud.com/ansh81vru1zp/project02/acme-web-app:7.5.2
を入力してproject02/acme-web-app
リポジトリが存在しない場合は、project02/acme-web-app
という名前のプライベート・リポジトリがルート・コンパートメントに自動的に作成されます。
テナンシのルート・コンパートメントにプライベート・リポジトリを自動的に作成するには、テナンシの管理者グループに属しているか、テナンシに対するREPOSITORY_MANAGE権限を付与されている必要があります。リポジトリ・アクセスを制御するポリシーを参照してください。
リポジトリを作成するには、ociアーティファクト・コンテナ・リポジトリcreateコマンドと必要なパラメータを使用します:
oci artifacts container repository create --display-name <repo-name> --compartment-id <compartment_ocid> [OPTIONS]
例:
oci artifacts container repository create --display-name project01/acme-web-app --compartment-id ocid1.compartment.oc1..aaaaaaaarvdfa72n...
CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。
CreateContainerRepository操作を実行してリポジトリを作成します。