イメージのバージョニング解除

コンテナ・レジストリでイメージをバージョニング解除する方法を確認します。

イメージを実際に削除せずにリポジトリ内のイメージのリストをクリーン・アップする場合は、Oracle Cloud Infrastructure Registry (コンテナ・レジストリとも呼ばれる)のイメージからバージョン識別子を削除できます。バージョン識別子の削除は、バージョニング解除と呼ばれます。

権限によって、バージョニングを解除できるコンテナ・レジストリ内のイメージが制御されます(リポジトリ・アクセスを制御するポリシーを参照)。作成したリポジトリ内のイメージ、および所属するグループがアイデンティティ・ポリシーによってアクセス権を付与されているリポジトリ内のイメージをバージョニング解除できます。管理者グループに属する場合、テナンシの任意のリポジトリのイメージをバージョニング解除できます。

ヒント

リポジトリにバージョン識別子がないイメージを表示するには、「バージョニングされていないイメージを含める」を選択します。

    1. 「コンテナ・レジストリ」リスト・ページで、作業するリポジトリを「リポジトリおよびイメージ」リストから選択します。リスト・ページまたはリポジトリの検索に関するヘルプが必要な場合は、リポジトリのリストを参照してください。
      リポジトリの詳細セクションが開きます。
    2. 「リポジトリおよびイメージ」リストでリポジトリをもう一度選択します。
      リポジトリ内のイメージ(バージョン識別子を含む)は、「リポジトリおよびイメージ」リストのリポジトリの下にリストされます。
    3. 必要なイメージを選択します。
      イメージの詳細セクションが開きます。
    4. 「バージョン」タブを選択し、「バージョンの削除」を選択します。
    5. プロンプトが表示されたら、バージョン識別子の削除を確認します。
  • イメージのバージョニングを解除するには、oci arts container image remove-versionコマンドと必要なパラメータを使用します:

    oci artifacts container image remove-version --image-id <image-ocid> --image-version <version> [OPTIONS]
    例:
    oci artifacts container image remove-version --image-id ocid1.containerimage.oc1.phx.0.ansh81vru1zp.aaaaaaaalqzjyks... --image-version 1.0

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • RemoveContainerVersion操作を実行して、イメージのバージョニングを解除します。