MOSを使用したカスタム・パッチ・デプロイメントのスケジュール

MOSを使用してカスタム・パッチ・デプロイメントをスケジュールする方法を学習します。

ノート

カスタム・パッチのデプロイメントがMOSを使用してスケジュールされている場合、スケジュールの競合は検証されないため、パッチが失敗する可能性があります。MOSでスケジュールされたRFCが「オープン - 実行準備完了」に設定されると、RFCを取り消すオプションも、「パッチの選択」ボタンを使用して複数のパッチを選択することもできません。したがって、パッケージャを使用したカスタム・パッチ・デプロイメントのスケジュールの説明に従って、Oracle Automated CEMLI ExecutionでRFCスケジューリング機能を使用することをお薦めします。

MOSを使用してカスタム・パッチ・デプロイメントをスケジュールするには:

  1. MOSにサインインします:
    http://support.oracle.com
    
  2. ナビゲーション・バーから、「マネージド・クラウド」「リクエスト」の順に選択します。

    「マネージド・クラウド: リクエスト - 変更」ページが開きます。

  3. 「計画済変更」領域で、「RFCの作成」をクリックします。「変更リクエストの作成: 概要」ページが開きます。
  4. 「変更の概要」領域に次の情報を入力します:
    • サポートID: リストから適切なSIを選択します。

    • ターゲット: このパッチをデプロイするターゲット環境を選択します。

    • RFCタイプ: カスタム・パッチをデプロイするには、「CEMLIパッチ」を選択します。(CEMLIオプションは手動デプロイメント専用です。)

    • サマリー: オプションで、このパッチのサマリーを入力します。

    • 説明: オプションで、このパッチの説明を入力します。

    • 特記事項: 特記事項がある場合は、ここに500文字までで追加します。たとえば、すべてのCEMLIパッチはHotpatchモードで適用されます。パッチ適用後にサービスを再起動する必要がある場合は、関連する手順をここに記載してください。

  5. 「連絡先情報」領域を確認し、オプションでカスタム・パッチの代替連絡先を追加します。
  6. 「次へ」をクリックします。

    「変更リクエストの作成: 重大度」ページが開きます。

  7. 変更の重大度レベルを選択します。
  8. 「次へ」をクリックします。

    「変更リクエストの作成: 詳細」ページが開きます。

  9. 「変更詳細」領域で、「関連サービス・リクエスト」、「非本番RFC番号」および「変更の適用にかかる推定時間」フィールドに必要な情報を入力します。
  10. 「ファイル添付」領域で、「添付」をクリックして、変更リクエストに含めるCEMLIおよび追加ファイルを選択します。
  11. すべての詳細を確認し、「送信」をクリックします。

    「リクエスト」ホームページが開き、新しいRFCが「計画済変更」領域にリストされます。RFCステータスが自動的に「スケジュール準備完了」に設定されます。

    手動で適用されたパッチ(アクション・プランが必要)とは異なり、RFCをすぐにスケジュールできます。

  12. 「計画済変更」領域でRFC番号をクリックします。

    「アクティビティ履歴」ページが開きます。

  13. 「スケジュールおよび承認」をクリックします。

    「スケジュールおよび承認」ページが開き、デプロイメント・リード・タイムを組み込んだ日時が表示されます。表示された日時で問題ないか確認します。

    ノート:

    パッケージャでRFCをスケジュールするには、CEMLIパッチがデプロイされるOracle E-Business Suite環境に対するMOSの認可承認者権限が必要です。それ以外の場合は、組織のMOS認可承認者にOracle Automated CEMLI Executionを介してRFCをスケジュールするようにリクエストします。

    カスタム・パッチが、選択した日時にデプロイされます。RFCは、デプロイメント後に実行詳細で更新されます。