Red HatのAssisted Installerを使用したクラスタのインストール
Assisted Installerを使用してOracle Cloud InfrastructureにOpenShift Container Platformクラスタをインストールする方法について学習します。
クラスタのインストールを開始する前に、このドキュメントの前提条件の項を確認してください。
パート1: Assisted Installerを使用した検出ISOファイルの生成(Red Hatコンソール)
パート2: クラウド・インフラストラクチャのプロビジョニング(OCIコンソール)
OCIコンソールで行われるOpenShift Container Platform for OCIのプロビジョニング・ステップについて学習します。
この項のタスクでは、OCIコンソールで、構成ファイルの説明に従って、検出ISOイメージをアップロードし、クラスタ・インフラストラクチャ・リソースをプロビジョニングします。このインストール方法に使用されるTerraformスクリプトによって作成されたリソースのリストは、OpenShiftのTerraform定義済リソースを参照してください。クラスタの既存のコンパートメントおよびオブジェクト・ストレージ・バケットを指定することに注意してください。これらのリソースの作成手順が必要な場合は、コンパートメントの作成およびオブジェクト・ストレージ・バケットの作成を参照してください。
オブジェクト・ストレージへのRed Hat ISOイメージのアップロード
リソース・マネージャを使用したOpenShiftコンテナ・プラットフォーム・インフラストラクチャの作成
リソース・マネージャ・サービスを使用して、OpenShiftコンテナ・プラットフォーム・クラスタで必要なインフラストラクチャを自動的にプロビジョニングする方法について学習します。リソース・マネージャでは、最初にスタックを作成します。これは、指定したリソース・セットの作成に使用できるcreate-cluster-vX.X.X.zip
ファイルに基づく構成です。このファイルは、リリースのページの「アセット」セクションにあります。次に、リソースをプロビジョニングするには、スタックを処理してインフラストラクチャ・リソースを作成する適用ジョブを作成します。
詳細は次のトピックを参照してください:
リソース・マネージャで使用されるcreate-cluster-vX.X.X.zip
ファイルによって作成されたリソースのリストは、OpenShiftのTerraform定義済リソースを参照してください。
インストール用のカスタムマニフェストの取得
リソース・マネージャ・サービスのインフラストラクチャのプロビジョニング後、スタック・ジョブの「出力」からdynamic_custom_manifest
ファイルを取得します。この出力には、CCMおよびCSIの構成値が連結され、事前にフォーマットされた、必要なすべてのマニフェストが含まれています。
パート3: クラスタのインストール(Red Hatコンソール)
Red Hat Hybrid Cloudコンソールに戻り、Assisted Installerを使用してクラスタの作成を完了します。手順については、Red Hatのドキュメントの「Completing the restisted Installer steps」を参照してください。
Red Hat Hybrid Cloudコンソールでは、次の手順を実行します。
- OCIで実行されているコントロール・プレーンおよびコンピュート・インスタンスにロールを割り当てます
- 「パート2: クラウド・インフラストラクチャのプロビジョニング(OCIコンソール)」で作成した
manifest.yaml file
を「カスタム・マニフェスト」設定でアップロードします。 - クラスタ・ストレージおよびネットワークの設定の確認
- クラスタ・インストールを開始します。インストールの完了には30分から45分かかります。
クラスタ・コンソールへのアクセス
インストールが完了したら、Red Hat Hybrid Cloudコンソールで「Launch OpenShift Console」を選択します。これにより、新しいクラスタの管理コンソールが開きます。クラスタ・コンソールのWebコンソールURLが「インストールの進行状況」ページに表示され、ブラウザでブックマークできます。クラスタ管理コンソールで、OpenShift CLI (oc)またはKubernetes CLI (kubectl)を使用してクラスタにアクセスするために使用するkubeconfig
ファイルをダウンロードします。