データを抽出するためのOracle Fusion Cloud Applicationsでのユーザーの作成
パスワードベースの基本認証を使用してソース・システムに接続する場合は、Oracle Fusion Cloud ApplicationsからOracle Fusion Data Intelligenceにデータを抽出する適切な権限があるユーザーの資格証明を指定する必要があります。
Oracle Fusion Cloud Applicationsで、セキュリティ・マネージャ・ロールがあることを確認し、セキュリティ・コンソールにアクセスして、Oracle Fusion Data Intelligenceにデータを抽出するユーザーを作成します。このユーザーのパスワードに特殊文字またはスペースが含まれていないことを確認してください。
Oracleは、このユーザーをOracle Fusion Cloud Applicationsライセンス・ユーザーとしてカウントします。一括データ抽出のために、このユーザーに適切なデータ・セキュリティ権限を割り当てる必要があります。後で、このユーザーを指定し、Oracle Fusion Data Intelligenceインスタンスの作成時にソース詳細を指定し、インスタンスの作成後にソース詳細を更新します。
パスワードベースの基本認証を使用してソース・システムに接続している場合、Oracle Fusion Cloud Applicationsで事前構築済のFAWService
ユーザーのパスワードをリセットできなくなります。既存のパスワードが期限切れになるまで、FAWService
ユーザーを引き続き使用できます。FAWService
ユーザーのパスワードが期限切れになる前に、データ抽出を続行するために作成された新しいユーザー(MyFAWExtractUser
など)で接続詳細を更新することをお薦めします。「データ・ソース接続の詳細の更新」を参照してください。Oracle Fusion Data Intelligenceインスタンスの作成時にユーザー資格証明を指定するには、「Oracle Fusion Data Intelligenceサブスクリプション・インスタンスの詳細の入力」を参照してください。
抽出されたデータの検証にMyFAWExtractUser
などのユーザーの資格証明を使用する場合は、データ検証用に作成されたカスタム・データBI - 抽象ロール(FAW_CUSTOM_DATA_VALIDATION_ROLEなど)もこのユーザーに割り当ててください。「カスタムBI抽象ロールの作成」を参照してください。それ以外の場合は、MyFAWValidationUser
などのユーザーを作成し、データ検証用に作成されたカスタム・データBI - 抽象ロールを割り当てます。抽出データを検証するユーザーの作成を参照してください。