オンプレミスのE-Business SuiteからFusion Data Intelligenceへのデータのロード(プレビュー)

サービス管理者は、Extractサービス・リモート・エージェントを使用して、オンプレミスのOracle E-Business Suiteシステムに接続できます。

オンプレミス・システムに接続した後、リモート・エージェントはデータを抽出し、Oracle Fusion Data Intelligenceインスタンスに関連付けられた自律型データ・ウェアハウスにロードします。リモート・エージェントは、パブリック抽出サービスREST APIを介してメタデータをプルし、オブジェクト・ストレージREST APIを使用してデータをオブジェクト・ストレージにプッシュします。オンプレミス・データを抽出してOracle Fusion Data Intelligenceにロードできるのは、1日に1回のみです。指定したユーザー資格証明が、接続の作成時に指定したURLのEBSスキーマ内からデータを抽出するために必要な特定の表にアクセスできることを確認します。

この接続を作成する前に、機能の有効化ページでOracle E-Business Suite On-Premが有効になっていることを確認します。プレビュー機能を使用可能にする方法を参照してください。

  1. リモート・エージェントを設定して、オンプレミスのOracle E-Business SuiteシステムからOracle Fusion Data Intelligenceにデータをロードします。
  2. 次の手順を使用して、Oracle Fusion Data Intelligenceのデータ構成ページでリモート・エージェントおよびE-Business Suiteデータ・ソースを構成します。
    1. コンソールで、「アプリケーション管理」の下の「データ構成」をクリックします。
    2. 「データ構成」ページで、「接続の管理」をクリックします。
    3. 「接続の管理」ページで、「作成」をクリックし、「接続」をクリックします。
    4. 「接続の作成」で、「使用タイプ」「データ抽出」を選択し、接続タイプとして「Oracle E-Business Suiteオンプレミス」を選択します。
      E-Business Suite接続オプション

    5. Oracle E-Business Suite On-Premの接続の作成で、接続タイプとして「リモート」を選択します。
      「Oracle E-Business Suiteオンプレミス接続の作成」ダイアログ

    6. 「リモート・エージェント」フィールドで、作成したリモート・エージェント接続(「EBS- リモート・エージェント」など)を選択します。Enter an email address to receive notifications in Notification Email, provide the credentials in User Name and Password, the E-Business Suite connection using the JDBC format such as jdbc:oracle:thin:@<HOST>:<PORT>/<DB_NAME/SID_NAME> in URL, and select Application Object Library and General Ledger offerings mandatorily, and any other E-Business Suite offerings that you want to load data from in Offerings.
    7. 接続の保存時にメタデータがリフレッシュされるように、「メタデータのリフレッシュ」トグルが有効になっていることを確認します。必要に応じて、後で「接続の管理」ページの「アクション」メニューからメタデータをリフレッシュできます。
      ノート

      メタデータ抽出を実行しないかぎり、E-Business Suite On-Premの拡張は作成できません。
    8. 「接続の管理」ページにリモート・エージェント接続とE-Business Suite接続が表示されていることを確認します。
    9. 「アクション」「接続のテスト」オプションを選択して、両方の接続をテストします。データ構成要求履歴ページで、これらすべての要求のステータスを確認できます。
    10. 接続を削除するには、接続の管理ページで、該当する接続の「アクション」をクリックし、「削除」を選択します。
      ノート

      データ接続を削除する前に、データ接続に関連する機能領域、データ拡張およびカスタム・データ構成を削除してください。削除されたデータ接続からウェアハウスへのデータの更新またはロードはできません。
  3. 接続が正常に確立されたら、「データ構成」ページに移動し、「データ・ソース」で接続を選択し、「データ拡張」タイルをクリックして、E-Business Suiteデータを使用してデータ拡張を作成します。適用可能なE-Business Suiteソース表を選択します。データの拡張を参照してください。