Oracle APEXでのJSONデータの使用

Oracle APEXを使用して、JSONデータでアプリケーションを作成できます。最初にビューを作成して、JSONデータから必要な属性を抽出し、リレーショナル・ビューの列にマップする必要があります。

JSONデータ・ガイドからのビューの作成

Oracle APEXは、データをリレーショナル形式で解釈します。ビューを作成すると、JSONデータから必要な属性が抽出され、リレーショナル・ビューの列にマップされます。

SODAコレクションに格納されるJSONデータのビューを作成するには、SODA APIおよびJSONデータ・ガイドを使用できます。次のPL/SQLコードでは、SODA APIを使用して、SODAコレクションに格納されているJSONデータに関するデータ・ガイド・ビューを作成します。

Oracle APEX SQLワークショップで次のコードを実行して、myviewという名前のビューを作成します:

-- Fetch the data guide and create a view
DECLARE    
    coll  SODA_Collection_T;
    dg    CLOB;
    n     NUMBER;
BEGIN    -- Fetch the data guide from the collection or create one with hierarchical format
    coll := dbms_soda.open_Collection('mycollection');
    dg := coll.get_Data_Guide;
    dbms_output.put_line(JSON_QUERY(dg, '$' pretty));
    -- User can modify the data guide as needed
    n := coll.create_View_From_DG('myview', dg);
    dbms_output.put_line('Status: ' || n);
    dbms_lob.freeTemporary(dg);
END;
/

ビューが作成されたかどうかを確認するには、次のコマンドを使用します:

select count(1) from user_views where view_name = 'myview';

ビューの構造を表示するには、次のコマンドを使用します:

describe myview;

JSONデータ・ガイドを使用したビューの作成の詳細は、JSONデータ・ガイドを使用したビューの作成を参照してください。

JSON_TABLEファンクションを使用したビューの作成

json_table SQL/JSONファンクションを使用してJSONデータのビューを作成できます。

SQL/JSONファンクションjson_tableは、特定のJSONデータを様々なSQLデータ型の列に投影します。json_tableファンクションを使用して、JSONドキュメントの各部分を新しい仮想表(インライン・ビューとみなすことも可能)の行および列にマップできます。

JSONデータに対するビューの作成の詳細は、「JSONデータに対するビューの作成」を参照してください。