Autonomous Databaseでのディレクトリの作成および管理
Autonomous Databaseでは、ファイルを配置できる事前定義済の
data_pump_dir
ディレクトリがデータベースに含まれています。ディレクトリの作成、ディレクトリの削除、およびネットワーク・ファイル・システムのアタッチを行うこともできます。
たとえば、Data Pumpのインポートおよびエクスポート操作にdata_pump_dir
ディレクトリを使用できます。追加のディレクトリを作成するには、データベースのCREATE DIRECTORY
を使用します。データベースのDROP DIRECTORY
コマンドを使用してディレクトリを削除し、DBMS_CLOUD.LIST_FILES
を使用してディレクトリの内容をリストします。DBMS_CLOUD_ADMIN.ATTACH_FILE_SYSTEM
プロシージャを使用して、Autonomous Database内のディレクトリの場所にネットワーク・ファイル・システムをアタッチできます。
- Autonomous Databaseでのディレクトリの作成
ディレクトリを作成するには、データベースのCREATE DIRECTORY
コマンドを使用します。CREATE DIRECTORY
を使用して、新しいディレクトリのパスを相対パスとして指定します。 - Autonomous Databaseのディレクトリの削除
ディレクトリ・オブジェクトを削除するには、データベースのDROP DIRECTORY
コマンドを使用します。 - Autonomous Databaseのディレクトリの内容のリスト
ディレクトリの内容をリストするには、ファンクションDBMS_CLOUD.LIST_FILES
を使用します。 - Autonomous Databaseからのネットワーク・ファイル・システムへのアクセス
ネットワーク・ファイル・システムは、Autonomous Database内のディレクトリの場所にアタッチできます。 - Autonomous Databaseのディレクトリからのデータのロード
オブジェクト・ストアの場所URIのかわりに、DBMS_CLOUD
プロシージャを使用してディレクトリを指定し、アタッチされたネットワーク・ファイル・システム上に作成されたディレクトリなど、ローカル・ディレクトリ内のファイルからデータをロードまたはアンロードできます。
親トピック: ファイルの移動