Data Pump Exportを使用したオブジェクト・ストアへのデータの移動
Autonomous Databasesから他のOracleデータベースにデータを移動するには、Oracle Data Pumpを使用できます。このエクスポート方法を使用する場合、Oracle Data Pumpを使用して、オブジェクト・ストアにデータを直接エクスポートします。このエクスポート方法は、Oracle Cloud Infrastructure Object StorageおよびOracle Cloud Infrastructure Object Storage Classicでサポートされています。
サポートされている他のクラウド・オブジェクト・ストアで使用する代替エクスポート方法の詳細は、Data Pump ExportでのデータのAutonomous Databaseディレクトリへの移行を参照してください。
Autonomous Databasesから他のOracleデータベースにデータをエクスポートするには、次を実行します:
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Data Pump Exportを使用して、データベースからオブジェクト・ストレージにエクスポートします。
オブジェクト・ストアにアクセスするための資格証明の設定には、Oracle Data Pumpのバージョンによって異なります:
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Oracle Data Pumpバージョン19.9 (以降)を使用する場合は、
CREDENTIAL
パラメータを使用して資格証明を設定するか、データベース・プロパティDEFAULT_CREDENTIAL
を設定しますが、両方のオプションがサポートされています。詳細は、CREDENTIALパラメータを使用したOracle Data Pumpを使用したオブジェクト・ストアへのデータのエクスポート(バージョン19.9以上)を参照してください。 -
19.9 より前のOracle Data Pumpバージョンでは、
CREDENTIAL
パラメータはサポートされていません。データベース・プロパティDEFAULT_CREDENTIAL
を使用して、オブジェクト・ストアへのアクセスに使用する資格証明を設定します。詳細は、DEFAULT_CREDENTIALプロパティを設定したOracle Data Pumpを使用したオブジェクト・ストアへのデータのエクスポートを参照してください。
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オブジェクト・ストレージ・サービスからダンプ・ファイルをダウンロードし、ダンプ・ファイルを使用してData Pump Importを実行し、オブジェクト・ストレージからダンプ・ファイル・セットを削除するなど、必要なクリーン・アップを実行します。
詳細は、ダンプ・ファイルのダウンロード、Data Pump Importの実行、およびオブジェクト・ストアのクリーン・アップを参照してください。
- Oracle Data PumpでのCREDENTIALパラメータを使用したオブジェクト・ストアへのデータのエクスポート(バージョン19.9以上)
Oracle Data Pumpを使用して、データベースからオブジェクト・ストレージにデータをエクスポートするステップを示します。 - DEFAULT_CREDENTIALプロパティを設定して、Oracle Data Pumpを使用してデータをオブジェクト・ストアにエクスポート
Oracle Data Pumpを使用して、データベースからオブジェクト・ストレージにデータをエクスポートするステップを示します。