Oracle Data Pumpのインポートおよび表の圧縮
Autonomous DatabaseでOracle Data Pumpインポートを使用するためのノートを提供します。
デフォルトでは、Oracle Data Pumpインポート・ユーティリティは、ソース・データベース(データのエクスポート元のデータベース)の表に指定されたものと同じ圧縮タイプのデータをインポートします。Autonomous Databaseに圧縮を残す場合は、データのインポート時に次のパラメータを指定します:
TRANSFORM=TABLE_COMPRESSION_CLAUSE:NONE
このオプションを指定したTRANSFORM
パラメータは、Oracle Data Pump Importでソース表の圧縮タイプを無視するように指定します。このオプションを使用すると、Oracle Data Pumpはデフォルトの圧縮タイプを使用して表をAutonomous Databaseにインポートします。デフォルトの圧縮タイプは、Autonomous Databaseワークロード・タイプによって異なります。
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データ・ウェアハウス: デフォルトの表圧縮はハイブリッド・コラム圧縮です。
Oracleでは、ロードによってデータが圧縮されるため、アプリケーションで主に表に対するバルク・ロード操作を使用する場合は、このデフォルトを使用することをお薦めします。これらの表の問合せパフォーマンスは、問合せで必要なIOが少なくなるため、圧縮の恩恵を受けます。
Oracle GoldenGateまたはその他のレプリケーション・ツールを使用して他のシステムからレプリケートされたステージング表がある場合、またはアプリケーションで主に表に対して行ごとのDML操作を使用する場合、Oracleでは、表を圧縮しないままにするか、拡張行圧縮を使用することをお薦めします。
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トランザクション処理: デフォルトの表圧縮は圧縮されません。
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JSONデータベース: デフォルトの表圧縮は圧縮ではありません。
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APEX: デフォルトの表圧縮は圧縮されません。
Oracle Data Pump ImportのTRANSFORM
パラメータの詳細は、「TRANSFORM」を参照してください。
詳細は、「表の圧縮について」を参照してください。