パイプラインの制御(パイプラインの起動、停止、削除またはリセット)
パイプラインを作成してテストした後、パイプラインを開始、停止または削除してパイプラインを制御します。パイプラインをリセットすることもできます。
- パイプラインの開始
パイプラインを作成した後、パイプラインを開始できます。 - パイプラインの停止
STOP_PIPELINE
を使用して、パイプラインを停止します。パイプラインが停止すると、パイプラインに将来のジョブはスケジュールされません。 - パイプラインの削除
DROP_PIPELINE
プロシージャは、既存のパイプラインを削除します。 - パイプラインのリセット
パイプラインのリセット操作を使用して、パイプラインのレコードを初期状態にクリアします。
パイプラインの開始
パイプラインが開始されると、パイプラインはスケジュールされたジョブで継続的に実行されます。パイプラインのスケジュール済ジョブは、デフォルトで15分ごと、またはinterval
属性で設定した間隔で繰り返されます。
パイプラインの停止
STOP_PIPELINE
を使用して、パイプラインを停止します。パイプラインが停止すると、パイプラインに将来のジョブはスケジュールされません。
デフォルトでは、パイプラインを停止すると、現在実行中のジョブが完了します。実行中のジョブを終了し、パイプラインを即時に停止するには、force
パラメータをTRUE
に設定します。
詳細は、STOP_PIPELINEプロシージャを参照してください。
パイプラインの削除
DROP_PIPELINE
は、既存のパイプラインを削除します。
パイプラインが開始されている場合は、パイプラインを削除する前に停止する必要があります。詳細は、STOP_PIPELINEプロシージャを参照してください。
起動されたパイプラインを削除するには、force
パラメータをTRUE
に設定して、実行中のジョブを終了し、パイプラインをすぐに削除します。
詳細は、DROP_PIPELINEプロシージャを参照してください。
パイプラインのリセット
オプションで、リセット・パイプラインを使用して、ロード・パイプラインに関連付けられたデータベース表のデータをパージしたり、エクスポート・パイプラインのオブジェクト・ストア内のファイルを削除できます。通常、このオプションは、パイプライン開発中にパイプラインをテストする場合に使用されます。
リセット・パイプラインは次のように動作します。
-
ロード・パイプライン: ロード・パイプラインの場合、パイプラインをリセットすると、パイプラインによってロードされるファイルのレコードがクリアされます。ロード・パイプラインのリセット後に
START_PIPELINE
またはRUN_PIPELINE_ONCE
をコールすると、パイプラインはデータ・ロードを繰り返し、オブジェクト・ストアの場所にあるすべてのファイルを含めます。purge_data
がTRUE
に設定されている場合、プロシージャはデータベース表内のデータを切り捨てます。 -
エクスポート・パイプライン: エクスポート・パイプラインの場合、パイプラインをリセットすると、データベース表の最後の追跡データがクリアされます。エクスポート・パイプラインのリセット後に
START_PIPELINE
またはRUN_PIPELINE_ONCE
をコールすると、パイプラインは表または問合せからのデータのエクスポートを繰り返します。purge_data
がTRUE
に設定されている場合、プロシージャは、location
属性で指定されたオブジェクト・ストアの場所にある既存のファイルを削除します。
パイプラインをリセットするには: