Excelワークシートでの分析ビューの問合せ
「問合せウィザード」メニューを使用すると、分析ビューを問い合せて、Excelワークシートで結果を取得できます。ウィザードでデータを取得すると、Excelに対してローカルになります。Excelでデータをさらに編集できますが、Autonomous Databaseに書き込むことはできません。
分析ビューを問い合せると、ワークシートで結果データを視覚化できます。分析ビューを検索したり、問合せからメジャー、階層およびレベルを選択できます。また、フィルタおよび計算済メジャーを問合せに追加し、スプレッドシートに問合せ結果を表示することもできます。
デフォルトでは、データは表形式で取得されます。このデータからExcelピボットを作成することもできます。
問合せウィザードには3つのパネルがあります:
- 「Analytic View」パネル:「Analytic View」パネルには、問合せの作成元となる分析ビューのリストが表示されます。問合せを編集するには、次を選択します。
- メジャー
- 階層、
- およびレベル
次のパネルに進みます。
- 「フィルタ」パネル:「フィルタ」パネルは、ウィザードで「次」をクリックすると、「分析ビュー」パネルの右に表示されます。このパネルでは、フィルタ条件を作成してデータをフィルタしたり、分析ビュー問合せに手動計算を追加したりできます。
- 「問合せ結果」パネル:ウィザードで「次」をクリックすると、「問合せ結果」パネルは「フィルタ」パネルの右側に表示されます。フィルタ基準を選択し、問合せに追加する計算済メジャーを決定したら、問合せを実行します。SQL問合せを表示して修正できます。SQL問合せの実行後、ワークシートに問合せ結果を表示します。結果の出力形式をここで選択できます。結果は、表形式またはピボット表で表示できます。
分析ビューを問い合せて、MS Excelリボンの「問合せウィザード」メニューを探索するには:
- リボンで、「問合せウィザード」アイコンをクリックします。
- 問合せウィザードを選択すると、Excelタスク・ペインに「Oracle Autonomous Database」ダイアログ・ボックスが開きます。
- 「分析ビュー」ペインのドロップダウンから既存の分析ビューを選択します。分析ビューを選択すると、「分析ビュー」フィールドに表示されます。
- 分析ビューに関連付けられている使用可能なメジャー、階層およびレベルを選択します。「次へ」をクリックします
- ウィザード・ウィンドウが「フィルタ」ペインに進み、問合せに対してフィルタの追加または編集ができます。
- 「フィルタ条件の追加/編集」で、次のようにします。
- ドロップダウンから列名と属性名を選択します。属性の値は、列名の変更によって動的に変化します。
- 「演算子」フィールドで、「値」フィールドに指定した値に適用する演算子を選択します。
- 選択した列メンバーを含む1つ以上の値をリストから指定します。「値」フィールドに値を手動で入力する必要があります。たとえば、「値」リストで選択する値より大きい値のみを使用するには、「演算子」フィールドで>を選択します。「値」リストから100,000を選択すると、フィルタによって100,000より大きい列の値が使用されます。分析でこの情報を使用して、パフォーマンスの高い製品に絞り込むことができます。複数の値の場合、セパレータとして「: 」を使用します。
- 「フィルタの追加」をクリックして、別のフィルタ条件を追加します。
- 「計算の追加/編集」で、次のようにします。
- グループまたは計算済アイテムに値を含める列を指定します。
- 「計算式」フィールドに、列値に対して実行するカスタム計算式を入力します。関数または条件式を追加できます。
- 「次」をクリックして、「問合せ結果」に進みます。
- 「問合せレビュー」エディタから、生成した問合せを表示、編集および確認できます。
- 結果に値が返されない列を削除するには、「空の列を削除」を選択します。
- 「レベル当たりの列」を選択して、すべての階層レベルを1つの列で取得します。
- 結果を表示するワークシートをドロップダウンから選択します。
- 問合せを実行するには、「実行」をクリックします。
- 選択したワークシートに問合せの結果を表示できます。
- 結果の生成後でも、「Oracle Autonomous Database」ダイアログ・ボックス・エディタで問合せをいつでも変更できます。
- 「問合せ結果」ペインで「表」を選択して、ワークシートに表形式で結果を表示します。
- 「問合せ結果」ペインで「ピボット」を選択して、新しいワークシートにピボット形式で結果を表示します。
ピボット表での結果の表示
ピボット表ビューはインタラクティブで、行と列を入れ替えることができます。ピボット表では、結果データの集計、ソート、再編成、合計のカウントおよび平均の実行を行うことができます。ナビゲーションおよびドリルが可能です。
問合せ結果をピボット表モードで表示するには、表モード以外に、「Autonomous Database」ウィザードで「ピボット」オプションを選択します。「実行」をクリックして、問合せ結果をピボット表で表示します。
「実行」をクリックすると、PivotTableフィールド・ウィザードとともに問合せ結果が新しいシートが開きます。