Autonomous DatabaseからのSlack通知の送信
Autonomous DatabaseからSlackチャネルに問合せのメッセージ、アラートまたは出力を送信できるようにSlackを構成する方法について説明します。また、Slack通知の送信に使用する手順についても説明します。
- Autonomous DatabaseからSlack通知を送信する準備
Slack通知を送信するには、Autonomous Databaseからメッセージを受信するようにSlackアプリケーションを構成する必要があります。次に、DBMS_CLOUD_NOTIFICATION
プロシージャで使用する資格証明を作成して、Autonomous DatabaseからSlack通知を送信します。 - Slackチャネルへのメッセージの送信
- Slackチャネルへの問合せ結果の送信
Autonomous DatabaseからのSlack通知の送信の準備
Slack通知を送信するには、Autonomous Databaseからメッセージを受信するようにSlackアプリケーションを構成する必要があります。次に、DBMS_CLOUD_NOTIFICATION
プロシージャで使用する資格証明を作成して、Autonomous DatabaseからSlack通知を送信します。
DBMS_CLOUD_NOTIFICATION
プロシージャでSlackを使用するには:
Slackチャネルへのメッセージの送信
DBMS_CLOUD_NOTIFICATION.SEND_MESSAGE
プロシージャを使用してSlackチャネルにメッセージを送信できます。
BEGIN
DBMS_CLOUD_NOTIFICATION.SEND_MESSAGE
(
provider => 'slack',
credential_name => 'SLACK_CRED',
message => 'Alert from Autonomous Database...',
params => json_object('channel' value 'C0....08'));
END;
/
params
パラメータを使用して、Slackチャネルを指定します。
-
channel
: チャネルIDを指定します。チャネルIDはチャネルの一意のIDであり、チャネル名とは異なります。Slackでは、チャネルの詳細を表示すると、「About」タブでチャネルIDを確認できます。詳細は、「SlackチームIDおよびSlackチャネルIDの検索方法」を参照してください。
詳細は、SEND_MESSAGEプロシージャを参照してください。
Slackチャネルへの問合せ結果の送信
DBMS_CLOUD_NOTIFICATION.SEND_DATA
プロシージャを使用して問合せの出力をSlackチャネルに送信できます。
BEGIN
DBMS_CLOUD_NOTIFICATION.SEND_DATA
(
provider => 'slack',
credential_name => 'SLACK_CRED',
query => 'SELECT username, account_status, expiry_date FROM USER_USERS WHERE rownum < 5',
params => json_object('channel' value 'C0....08',
'type' value 'csv'));
END;
/
params
パラメータを使用して、Slackチャネルおよびデータ型を指定します:
-
channel
: チャネルIDを指定します。チャネルIDはチャネルの一意のIDであり、チャネル名とは異なります。Slackでは、チャネルの詳細を表示すると、「About」タブでチャネルIDを確認できます。詳細は、「SlackチームIDおよびSlackチャネルIDの検索方法」を参照してください。
-
type
: 出力タイプを指定します。有効な値は、'csv
'または'json
'です。
詳細は、SEND_DATAプロシージャを参照してください。
関連トピック