Oracle SQL Developerを使用した専用Exadataインフラストラクチャ上のAutonomous Databaseへの接続

Oracle SQL Developerは、従来型デプロイメントとクラウド・デプロイメントのいずれにおいても、Oracle Databaseの開発および管理を簡素化できるフリーの統合開発環境です。

要件

SQL DeveloperをAutonomous Databaseに接続できるようにするには、SQL Developerを実行しているシステムがAutonomous Databaseにネットワーク・アクセスできる必要があります。これは、次のいずれかの方法を使用して実行できます。

Oracle SQL Developerバージョン18.2以降を使用した接続

Autonomous Databaseへの接続を新規作成するには、次の手順を実行します:

  1. データベースのクライアント資格証明を含むzipファイルをシステムの安全なディレクトリにダウンロードします。
    このzipファイルは、Oracle Cloudコンソールのデータベースの「詳細」ページからダウンロードできます。このページへのアクセスが許可されたOracle Cloudユーザー・アカウントを持っている場合は、クライアント資格証明のダウンロードの説明に従って資格証明をダウンロードします。そうでない場合は、データベースの管理者からzipファイルを取得し、あわせてそのzipファイルの保護に使用されたパスワードも取得する必要があります。
  2. Oracle SQL Developerを起動し、接続パネルで「接続」を右クリックし、「新規データベース接続」を選択します。

    adb_sqldev_20.2conn.pngの説明が続きます

  3. 接続タイプ「クラウド・ウォレット」を選択します。

    adb_connect_sqldev_db20.pngの説明が続きます

  4. 次の情報を入力します。
    • 接続名: この接続の名前を入力します。

    • ユーザー名: データベース・ユーザー名を入力します。サービスの一部として提供されたデフォルトの管理者データベース・アカウント(ADMIN)を使用することも、新しいスキーマを作成して使用することもできます。

    • パスワード: データベース・ユーザーのパスワードを入力します。

    • 接続タイプ: 「クラウド・ウォレット」を選択します(古いバージョンのSQL Developer 18.2では、これは「クラウドPDB」です)

    • 構成ファイル: 「参照」をクリックし、クライアント資格証明zipファイルを選択します。

    • サービス: サービス名を入力します。クライアント資格証明ファイルによってサービス名が提供されます。

  5. 「接続」をクリックすると、データベースに接続します。

18.2より前のバージョンのOracle SQL Developerを使用した接続

Oracle SQL Developerバージョン18.2以降を使用することをお薦めしますが、それより前のバージョンのSQL DeveloperもAutonomous Databaseで動作します。

Autonomous Databaseへの接続を新規作成するには、次の手順を実行します:

  1. データベースのクライアント資格証明を含むzipファイルをシステムの安全なディレクトリにダウンロードします。
    このzipファイルは、Oracle Cloudコンソールのデータベースの「詳細」ページからダウンロードできます。このページへのアクセスが許可されたOracle Cloudユーザー・アカウントを持っている場合は、クライアント資格証明のダウンロードの説明に従って資格証明をダウンロードします。そうでない場合は、データベースの管理者からzipファイルを取得し、あわせてそのzipファイルの保護に使用されたパスワードも取得する必要があります。
  2. Oracle SQL Developerを起動し、接続パネルで「接続」を右クリックして、「新規接続」を選択します。

    dwcs_sqldev_conn.jpgの説明が続きます

  3. 接続タイプ「クラウドPDB」を選択します。

    atpc_connect_sqldev17.pngの説明が続きます

  4. 次の情報を入力します。
    • 接続名: この接続の名前を入力します。

    • ユーザー名: データベース・ユーザー名を入力します。サービスの一部として提供されたデフォルトの管理者データベース・アカウント(ADMIN)を使用することも、新しいスキーマを作成して使用することもできます。

    • パスワード: データベース・ユーザーのパスワードを入力します。

    • 接続タイプ: 「クラウドPDB」を選択します。

    • 構成ファイル: 「参照」をクリックし、クライアント資格証明zipファイルを選択します。

    • キーストア・パスワード: Autonomous Databaseからクライアント資格証明をダウンロード中に生成されたパスワードを入力します。

    • サービス: サービス名を入力します。クライアント資格証明ファイルによってサービス名が提供されます。