別のリージョンでのインスタンスの作成
プライマリ・リージョン以外のリージョンでOracle Content Managementインスタンスを作成する場合は、インスタンスを作成する前に、いくつかの準備ステップを実行する必要があります。
Oracle Infrastructure and Platform Cloud Services (Oracle IaaS/PaaS)は、異なるデータ・センターで有効です。これらのデータ・センターは、地理的な場所に基づいてデータ・リージョンにグループ化されます。これらのサービスを購入するか、無料のプロモーションにサインアップする場合は通常、自分の場所に最も近いデータ・リージョンを選択してアクセスします。これがプライマリ・データ・リージョンになります。ただし、必要に応じて、サブスクリプションを(同じクラウド・アカウント内の)他の地理的な場所に拡張し、そこにあるサービスを使用できます。たとえば、購入時にプライマリ・データ・リージョンとして北米を選択した場合、サブスクリプションをEMEA (欧州、中東およびアフリカ)データ・リージョンに拡張できます。これにより、EMEAデータ・センターで使用可能なサービスをユーザーが使用できるようにすることができます。
別のリージョンでインスタンスを作成するには、次の準備手順を実行します:
- サブスクリプションを別のリージョンに拡張します。
- Oracle Cloud Service (OCI)を使用して、新しいリージョンからOracle Cloud Infrastructure (IDCS)をフェデレートします。
次の作業
サブスクリプションを拡張して新しいリージョンをフェデレートした後、その他の必要な高度なデプロイメント前タスクを実行するか、インスタンスの作成までスキップします:
- 様々なアイデンティティおよびセキュリティ要件に対応するために、セカンダリ・ドメインにインスタンスを作成します(たとえば、開発用に1つの環境、本番用に1つの環境など)。
- アクセスを内部ネットワークに制限し、エンド・ユーザーが可能なかぎり最善で信頼性の高い接続を利用できるように、プライベート・インスタンスを作成します。
- 作成したコンパートメント内にOracle Content Managementインスタンスを作成します。