論理データ・エンティティのステータスの理解

収集中に論理データ・エンティティが作成されると、論理データ・エンティティのステータスは「アクティブ」になります。

論理データ・エンティティは、オブジェクト・ストレージ・バケット内のファイルの実際の名前、ファイル名パターンおよびデータ・アセットに割り当てられたファイル名パターンから作成されます。オブジェクト・ストレージ・ファイル、ファイル名パターン式または関連するファイル名パターンが変更されると、論理データ・エンティティのステータスが変更される可能性があります。

  • オブジェクト・ストレージ: オブジェクト・ストレージ・バケットに最後の収集から複数のファイルがある場合、データ・カタログには再収集時に変更が反映されます。新しいファイルが論理データ・エンティティに追加され、削除されたファイルが論理データ・エンティティから削除されます。
  • ファイル名パターン式: ファイル名パターンの式を変更する場合、再収集時に作成された論理データ・エンティティが前の収集時に作成された論理データ・エンティティと同じであるという確証はありません。この不確実な状態を示すために、データ・カタログでは、式を使用して収集された論理データ・エンティティのステータスが「非アクティブ」に設定されます。再収集中に、同じ論理データ・エンティティが導出されると、データ・カタログはそのステータスを再度「アクティブ」に設定します。再収集中に導出された前の収集の論理データ・エンティティは、「非アクティブ」のままです。必要に応じて明示的に削除する必要があります。
  • ファイル名パターン: データ・アセットへの新しいファイル名パターンの割当て、またはデータ・アセットからの既存のファイル名パターンの割当て解除を考えます。再収集時に作成された論理データ・エンティティが、前の収集時に作成された論理データ・エンティティと同じであることは確実ではありません。この不確実な状態を示すために、データ・カタログでは、ファイル名パターンを使用して収集された論理データ・エンティティのステータスが「非アクティブ」に設定されます。再収集中に、同じ論理データ・エンティティが導出されると、データ・カタログはそのステータスを再度「アクティブ」に設定します。再収集中に導出された前の収集の論理データ・エンティティは、「非アクティブ」のままです。必要に応じて明示的に削除する必要があります。