データ・フローからのプライベート・ネットワークへのアクセス
データ・フロー・アプリケーションがプライベート・ネットワークにアクセスするには:
- プライベート・エンドポイントを作成、編集、管理および使用するための前提条件を満たします。
- アプリケーションで使用するプライベート・エンドポイントが存在しない場合は、作成します。
- プライベート・エンドポイントをアプリケーションにアタッチします。
- アプリケーションの実行中にプライベート・エンドポイントを使用します。
前提条件
Oracle Cloud Infrastructureでは、プライベート・エンドポイントを使用してリソースのプライベート・アクセスを構成できます。
データ・フローは、プライベート・エンドポイントを使用して、データ・ソースがホストされているプライベート・ネットワークにアクセスします。データ・フローのプライベート・エンドポイントを使用するには、必須の設定が必要です。SCANプロキシを使用している場合は、SCANポートのサブネット内にあるノード間のトラフィックを許可するようネットワークを構成します。
また、Oracle Cloud Infrastructureでプライベート・エンドポイントを作成、更新または削除するには、テナンシ内の関連するコンパートメントの特定の権限をOracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management (IAM)で取得する必要があります。次の表に、プライベート・エンドポイント操作のためにOracle Cloud Infrastructureの仮想ネットワーキング・リソースに必要な権限を示します。
操作 | 基礎となるリソースへの必要なアクセス |
---|---|
プライベート・エンドポイントの作成 |
プライベート・エンドポイント・コンパートメントの場合:
サブネット・コンパートメントの場合:
|
プライベート・エンドポイントの更新 |
プライベート・エンドポイント・コンパートメントの場合:
|
プライベート・エンドポイントの削除 |
プライベート・エンドポイント・コンパートメントの場合:
サブネット・コンパートメントの場合:
|
重要
manage work requests
権限がある場合は、プライベート・エンドポイントの作業中に発生したログおよびエラー・メッセージを表示できます。