Microsoft Power BIをデータ視覚化ツールとして設定します。

Microsoft Power BIおよびSimba ODBCドライバをダウンロードしてインストールします。

Microsoft Power BIとSimba ODBCドライバをダウンロードしてインストールし、Microsoft Power BIをSQLエンドポイントに接続します。

  1. Microsoft Power BIおよびSimba ODBCドライバをダウンロードしてインストールします
  2. データ・ソース名を作成します
  3. Power BIをデータ・フローのSQLエンドポイントに接続します

Microsoft Power BIおよびSimba ODBCドライバのダウンロードとインストール

Microsoft PowerBIおよびSimba ODBCドライバをダウンロードしてインストールするには、次のステップに従います。

  1. Microsoft Power BI実行可能ファイルをダウンロード・サイトからダウンロードします。バージョン2.105.1143.0以降を選択します。
    ノート

    Microsoft Power BIは、WindowsおよびLinuxでのみ使用できます。
  2. インストールします。
    ノート

    Oracleアカウントを使用してアクセスできないため、Microsoft Power BIアカウントを作成する必要があります。
  3. Simba ODBCドライバをコンソールからWindowsインスタンスにダウンロードします。
    1. グローバル検索バーで、Data Flowを検索し、「データ・フロー・サービス」をクリックします。
    2. 左端のナビゲーションで「SQLエンドポイント」をクリックします。
    3. リストから任意のSQLエンドポイントをクリックします。そのSQLエンドポイントの詳細ページが表示されます。
    4. 「接続」で、「ドライバ」をクリックします。
    5. 「ODBC」で、「ODBCドライバのダウンロード」をクリックします。
    6. 「Windows」をクリックします。ダウンロードが始まります。
    7. ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたzipファイルを抽出します。
  4. 32ビットまたは64ビット・ドライバを選択します。Microsoft Power BIインストールと一致するものをダブルクリックします。
    Simba OCI Spark ODBCドライバ設定ダイアログ・ボックスが表示されます。
  5. 「次へ」をクリックします。
  6. このチェック・ボックスをクリックして、ライセンス契約の条件を受け入れます。
  7. 「次へ」をクリックします。
  8. (オプション)インストールの場所を変更するには、「変更」をクリックします。正しい場所を参照します。「OK」をクリックします。
  9. 「次」をクリックして、インストール場所を確認します。
  10. 「インストール」をクリックします。
  11. インストールが完了したら、「終了」をクリックします。

データ・ソース名(DSN)の作成

ODBCドライバのデータ・ソース名を作成するには、次のステップに従います。

  1. 「スタート」メニューから、「ODBCデータ・ソース」をクリックします。必要に応じて、32ビットまたは64ビットを選択します。
  2. Microsoft Power BIおよびSimba ODBCドライバのダウンロードとインストールでインストールしたODBCドライバと一致する32ビットまたは64ビット・アプリケーションを選択します。
  3. ODBC Data Source Administratorを開きます。
  4. 「ドライバ」タブをクリックします。
  5. システムにインストールされているODBCコネクタのアルファベット順のリストにSimba OCI Spark ODBC Driverが表示されることを確認します。
  6. 適切なDSNが存在する場合は、それを開き、ステップ11に進みます。
  7. 使用可能なDSNがない場合は、作成する必要があります。
    • 現在ログインしているWindowsのユーザーのみが使用できるDSNを作成するには、「ユーザーDSN」タブをクリックします。
    • Windowsにログインするすべてのユーザーが使用できるDSNを作成するには、「システムDSN」タブをクリックします。
  8. 「追加」をクリックします。
    「新しいデータソースの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  9. ドライバのリストからSimba OCI Spark ODBC Driverを選択します。
  10. 終了をクリックします。

    「Simba OCI Spark ODBCドライバDSN設定」ダイアログ・ボックスが開きます。

  11. 「ホスト」をデータ・フローSQLエンドポイントのホスト名に変更します。
    ホスト名が不明な場合は、コンソールから確認できます:
    1. 「SQLエンドポイントの詳細」ページに移動します。

    2. 「ドライバ」をクリックします。
    3. ODBCドライバの「詳細の表示」をクリックします。ポップアップが表示されます。
    4. 「ホスト名」の前にある「表示」をクリックします。
    5. コピー」をクリックします。
    6. ホスト名がクリップボードにコピーされます。
  12. 「DFIオプション」をクリックします。
  13. (オプション)「OCIプロファイル」を、接続に使用するOCIプロファイルの名前に設定します。
    プロファイルが指定されていない場合、コネクタは構成ファイルからDEFAULTという名前のプロファイルを使用しようとします。
  14. OCI構成ファイルに、認証にAPI署名キーを使用する構成ファイルのパスを追加します。
    重要

    OCI構成ファイルにファイルを追加しない場合、かわりにトークンベースの認証が使用されます(ブラウザを介して)。これにより、多くの認証が発生する可能性があります。
  15. 「SQL_DRIVER_NOPROMPTを無視」を選択します。
  16. 「OK」をクリックします。
  17. 「テスト」をクリックして接続をテストします。
    ODBCドライバを認証するためにログインするよう求められます。
  18. 「OK」をクリックします。

ODBCを使用したデータ・フローSQLエンドポイントへのMicrosoft Power BIの接続

Microsoft Power BIをSimba ODBCドライバを使用してデータ・フローSQLエンドポイントに接続するには、次のステップに従います。

  1. Microsoft Power BIにログインします。
  2. 「Get Data」をクリックします。
  3. 表示されたダイアログ・ボックスで、ODBCを検索します。
  4. ODBCを選択します。
  5. 「接続」をクリックします。
  6. データ・ソース名(DSN)で、「データ・ソース名(DSN)」で作成したDSNを選択します。
  7. 「OK」をクリックします。
    ユーザー名とパスワードを入力するためのダイアログ・ボックスが表示された場合は、実際の認証はOCI構成ファイルまたはブラウザを使用して行われるため、任意のユーザー名とパスワードを入力できます。
  8. 接続が成功した場合は、左端のメニューから使用する表を選択し、「ロード」をクリックしてそれらの表からデータをロードします。