データ・フローとは
データ統合のデータ・フローは、ソース・データ・アセットとターゲット・データ・アセット間のデータのフロー、およびそのデータに対する操作を定義します。これにより、データ・エンジニアおよびETL開発者は、インサイトを分析または収集し、データを使用してビジネス上の意思決定を下せるようになりました。
データ統合でデータ・フローを設計するには、演算子と呼ばれるコンポーネントを使用してソースからターゲットへのデータのフローを作成し、属性の変換を適用してデータを集計、クレンジングおよび整形します。パラメータを使用して、ソース、ターゲットおよび変換の異なる構成を同じデータ・フロー内で再利用できるように、値を外部化およびオーバーライドすることもできます。
データ統合の組込み関数をデータ・フローの演算子とともに使用して、データを処理したり、関数に渡された引数からデータ値を抽出する式を作成できます。また、式で使用するカスタム(ユーザー定義)関数を作成することもできます。
データ・フローを作成し、プロジェクトまたはフォルダの詳細ページからデータ・フローにアクセスします。
プロジェクトまたはフォルダの詳細ページの「データ・フロー」セクションには、そのプロジェクトまたはフォルダ内に作成されたデータ・フローのリストが表示されます。データ・フローをすばやく検索するには、「名前によるフィルタ」フィールドにデータ・フローの完全な名前を入力し、[Enter]を押します。「お気に入り」フィルタ・メニューを使用して、お気に入りとしてマークされているデータ・フローのみを表示することもできます。「クリア」をクリックすると、フィルタが削除されます。
データ・フローのリストでは、データ・フローの「アクション」メニュー()に次のオプションがあります:
- 詳細の表示: データ・フローが編集のために表示されます。
- データ・フロー・キーのコピー: データ統合APIで使用できるデータ・フローのキーをクリップボードにコピーします。
- 複製: データ・フローのコピーを作成できます。
- 移動: データ・フローを現在の場所から別のプロジェクトまたはフォルダに移動できます。
- 削除: データ・フローを削除できます。