Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureの説明
Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureを使用して、Oracle ExadataとOracle Cloud Infrastructureを合せた機能を利用する方法について学習します
- Exadata Cloud Infrastructureについて
Exadata Cloud Infrastructureを使用すると、クラウド内でExadataの機能を活用できます。 - Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureのライセンスに関する考慮事項
Exadata Cloud Infrastructureのサブスクリプションには、必要なすべてのOracle Databaseソフトウェア・ライセンスを含めることができます。または、すでに所有しているOracle Databaseソフトウェア・ライセンスをOracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureに持ち込むこともできます。 - Exadata Cloud Infrastructureでサポートされているデータベース・エディションおよびバージョン
Exadata Cloud Infrastructureデータベースには、Enterprise Edition - Extreme Performanceサブスクリプションが必要です。または、独自のOracle Enterprise Editionソフトウェア・ライセンスを持ち込むことができます。 - サブスクリプション・タイプ
使用可能なサブスクリプション・タイプ。 - 計測頻度および秒単位の請求
秒単位の請求、請求の最小値と制限。 - Exadata Cloud Infrastructureシステムのテクニカル・アーキテクチャ
Exadata Cloud Infrastructureシステムは、OracleのExadata Database Machineハードウェアを、組織のオンプレミス・ネットワークおよびOracleクラウド内の他のサービスに安全に接続するために必要なネットワーキング・リソースと統合します。 - スケーリング・オプション
Exadata Cloud Infrastructureのスケーリング・オプションの概要。 - システムおよびシェイプの構成オプション
Exadataシステム・シェイプのリストを確認します
Exadata Cloud Infrastructureについて
Exadata Cloud Infrastructureを使用すると、クラウド内でExadataの機能を活用できます。
ニーズの増加時にデータベース・コンピュート・サーバーおよびストレージ・サーバーをシステムに追加できるフレキシブルX8MおよびX9Mシステムをプロビジョニングできます。X8MおよびX9Mシステムでは、高帯域幅と低レイテンシを実現するRDMA over Converged Ethernet (RoCE)ネットワーク、永続メモリー(PMEM)モジュールおよびインテリジェントExadataソフトウェアを提供します。X8MおよびX9Mシステムは、クォータ・ラックのX8またはX9Mシステムと同等のシェイプを使用してプロビジョニングでき、プロビジョニング後はデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーをいつでも追加できます。X8MおよびX9Mシステムの詳細は、X8MおよびX9MスケーラブルExadataインフラストラクチャの概要を参照してください。
RDMAソフトウェアを使用すると、ネットワーク内のコンピュータは、いずれかのコンピュータのプロセッサ、キャッシュ、またはOSを介さずに、メイン・メモリー内のデータを交換できます。RDMAはリソースを解放し、データ転送速度を高速化できるため、スループットとパフォーマンスを向上させることができます。RDMA over Converged Ethernet (RoCE)は、RDMAをイーサネット・ネットワーク経由で使用できるネットワーク・プロトコルです。
X8およびX7システムも、固定シェイプ(クォータ、ハーフおよびフル・ラック・システム)で使用できます。これらのシステムはInfiniBandネットワーキングを使用し、データベース・サーバーおよびストレージ・サーバーをスケールする機能はありません。クォータ・ラック・システムより容量が少ないExadataベース・システムをプロビジョニングすることもできます。
すべてのExadata Cloud Infrastructureインスタンスについて、自動バックアップの構成、様々なワークロードに対する最適化、必要に応じたOCPUおよびストレージ割当ての拡張を行うことができます。
ノート
2019年3月14日以降に起動されたExadata Cloud Infrastructureインスタンスでは、Oracle Linux 7が実行されます。以前に起動されたシステムでは、Oracle Linux 6が実行されます。既存のExadata DBシステムのオペレーティング・システムの更新の詳細は、Exadata Cloud Infrastructureインスタンスのすべてのコンピュート・ノードでOSを更新するにはを参照してください。
- Exadata Cloud Infrastructureソフトウェアのメンテナンスのロールおよび責任
Oracleは、基本OSおよびハードウェアに責任を持ちます。顧客は、ゲストVM OS、Grid Infrastructureおよびデータベース・ソフトウェアのメンテナンスの責任を負います。
Exadata Cloud Infrastructureソフトウェア・メンテナンスのロールおよび責任
Oracleは、基本OSおよびハードウェアに責任を持ちます。顧客は、ゲストVM OS、Grid Infrastructureおよびデータベース・ソフトウェアのメンテナンスの責任を負います。
顧客の責任
顧客は、ゲストVM OS、Grid Infrastructureおよびデータベース・ソフトウェアのメンテナンスの責任を負います。
顧客はデータベース内のすべてのもの(データ・スキーマおよび暗号化キー)を所有します。
- 顧客は、クラウド自動化(UI/API)を使用してVMとデータベースを管理します
- 作成、削除、パッチ適用、バックアップ、スケール・アップ/ダウンなどの自動化
- サポートされているすべてのOracle Databaseバージョン(11.2.0.4から19cまで)を実行します
- 顧客は顧客VMへのアクセスを制御します
- 顧客は、顧客VMに追加のソフトウェアをインストールおよび管理できます
- Oracleスタッフには、顧客VMにアクセスする権限はありません
Oracleの責任
- ハイパーバイザ、物理データベースおよびストレージ・サーバー、ストレージ・ネットワーク
- パッチ適用、セキュリティ・スキャン、セキュリティ更新
- モニタリングおよびメンテナンス
- 顧客は、Oracleインフラストラクチャへのアクセスを許可されていません。
Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureのライセンスに関する考慮事項
Exadata Cloud Infrastructureのサブスクリプションには、必要なすべてのOracle Databaseソフトウェア・ライセンスを含めることができます。または、すでに所有しているOracle Databaseソフトウェア・ライセンスをOracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureに持ち込むこともできます。
Oracle Exadata Database Service on Dedicated InfrastructureサブスクリプションにOracle Databaseソフトウェア・ライセンスを含めることを選択すると、含まれるライセンスには、Oracle Database Enterprise Editionのすべての機能、すべてのデータベース・エンタープライズ管理パック、およびOracle Database In-MemoryやOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)などのすべてのEnterprise Editionオプションが含まれます。Exadata Cloud Infrastructureには、バックアップ、リカバリ、パッチ適用などの管理タスクを支援するクラウド固有のソフトウェア・ツールも付属しています。
Exadata Cloud Infrastructureでサポートされているデータベース・エディションおよびバージョン
Exadata Cloud Infrastructureデータベースには、Enterprise Edition - Extreme Performanceサブスクリプションが必要です。または、独自のOracle Enterprise Editionソフトウェア・ライセンスを持ち込むことができます。
Enterprise Edition - Extreme Performanceは、Oracle Database Enterprise Editionのすべての機能に加え、すべてのデータベース・エンタープライズ管理パックと、Oracle Database In-MemoryやOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)などのすべてのEnterprise Editionオプションを提供します。
Exadata Cloud Infrastructureでは、次のデータベース・バージョンがサポートされます:
- Oracle Database 23ai
- Oracle Database 19c (19.0)
- Oracle Database 12cリリース2 (12.2) (アップグレード・サポートが必要)
- Oracle Database 12c Release 1 (12.1) (アップグレード・サポートが必要)
- Oracle Database 11gリリース2(11.2) (アップグレード・サポートが必要)
- Oracle Database 19cをクラウドVMクラスタまたはExadata Cloud Infrastructureで実行する場合は、リソースの作成時にバージョン19cを指定する必要があります。以前のデータベース・バージョンは19cのクラウドVMクラスタでサポートされており、いつでも作成できます。以前のOracle Databaseバージョンで作成されたクラウドVMクラスタは、Oracle Database 19cを自動的にサポートしません。
- 既存の18c以前のデータベースのOracle Database 19cへのアップグレードの詳細は、Exadata Databaseのアップグレードを参照してください。
Oracle Databaseリリースおよびソフトウェアのサポート・タイムラインについては、My Oracle SupportポータルのRelease Schedule of Current Database Releases (Doc ID 742060.1)を参照してください。
サブスクリプション・タイプ
使用可能なサブスクリプション・タイプ。
- Pay As You Go
Pay As You Go (PAYG)価格では、顧客はコミットメントなしでサービスを迅速にプロビジョニングでき、使用した分にのみ請求されます。事前のコミットメントおよび最小サービス期間はありません。消費されたすべてのクラウド・インフラストラクチャ(IaaS)およびプラットフォーム(PaaS)サービスは計測され、その消費量に基づいて請求されます。オーダーのサービス期間中に、クラウド・サービス・アカウント内で新しいIaaSおよびPaaSサービスが使用可能になった場合、Oracleからアクティブ化および使用に適用される料金が通知されます。詳細については、完全な価格表をご覧ください。
- 年次ユニバーサル・クレジット
Oracle Annual Universal Creditsでは、顧客は、Oracle Cloud Infrastructureおよびプラットフォーム・サービスをいつでも、どのリージョンでも柔軟に使用でき、市場投入までの期間を短縮できます。顧客は、Oracle Annual Universal Creditsの金額をコミットし、この金額は対象となるOracle IaaSおよびPaaSクラウド・サービスのその後の使用に充当されます。この支払いオプションでは、コストの削減と月々の支出を予測できる点に加え、さらにワークロードのオンボーディング時のランプアップ期間を設定することで、クラウドサービス全体で大幅な節約になります。
計測頻度および秒単位の請求
秒単位の請求、請求の最小値と制限。
プロビジョニングするExadata Cloud Infrastructureインスタンスごとに、最低48時間、それ以降は秒単位でインフラストラクチャについて請求されます。システムに追加する各OCPUは、秒単位で請求され、最小使用期間は1分です。クラウドVMクラスタを終了し、クラウドExadataインフラストラクチャ・リソースを終了しないと、インフラストラクチャ・リソースの請求が継続されます。
Exadata Cloud Infrastructureシステムの技術アーキテクチャ
Exadata Cloud Infrastructureシステムは、OracleのExadata Database Machineハードウェアを、組織のオンプレミス・ネットワークおよびOracleクラウド内の他のサービスに安全に接続するために必要なネットワーキング・リソースと統合します。
Exadata Cloud Infrastructureシステムを構成するコンポーネントの完全なアーキテクチャの概要は、Oracle Exadata Cloud Service (ExaCS)の技術アーキテクチャを参照してください。この対話型リファレンスでは、システム内の主要なハードウェアおよびネットワーキング・リソースを順を追って説明し、デプロイメントの計画に役立つデータベース(コンピュート)およびストレージ・サーバーの技術仕様を提供します。
スケーリング・オプション
Exadata Cloud Infrastructureのスケーリング・オプションの概要。
Exadata Cloud Infrastructureでは、2種類のスケール操作がサポートされています:
- X8MおよびX9Mシステムの場合、フレキシブル・シェイプにより、必要に応じてデータベースおよびストレージ・サーバーをクラウドExadataインフラストラクチャ・リソースに追加できます。X8MスケーラブルExadataインフラストラクチャの概要を参照してください。
- X6、X7およびX8 Exadata DBシステムの場合、システムを別のシェイプ構成(クォータ・ラックからハーフ・ラックなど)に移動することでスケーリングできます。
スケールの各タイプの詳細は、Exadata Cloud Infrastructureインスタンスのスケーリングを参照してください。
- Exadata Cloud Infrastructureインスタンス内のCPUコアのスケーリング
Exadata Cloud Infrastructureインスタンスでより多くのコンピュート・ノード処理能力が必要な場合は、次のように、システム内のすべてのノードで対称的に有効なCPUコアの数をスケール・アップできます: - X6、X7およびX8 Exadata Cloud Infrastructureインスタンス構成のスケーリング
容量の多いシェイプに移行してExadata X6、X7またはX8 Exadata Cloud Infrastructureインスタンスをスケーリングすると、増加するワークロードのニーズに対応できます。
Exadata Cloud Infrastructureインスタンス内のCPUコアのスケーリング
Exadata Cloud Infrastructureインスタンスでより多くのコンピュート・ノード処理能力が必要な場合は、次のように、システム内のすべてのノードで対称的に有効なCPUコアの数をスケール・アップできます:
各シェイプのオプションは次のとおりです:
インフラストラクチャをスケーリングするには、インフラストラクチャの制限までDBサーバーまたはストレージ・サーバーを追加します。MVMに対して有効化されたX8MまたはX9Mシステムへのコンピュート・リソースおよびストレージ・リソースの追加の詳細は、Exadata X8MまたはX9Mコンピュートおよびストレージのスケーリングを参照してください。
CPUコアは、クラウドVMクラスタに現在プロビジョニングされているデータベース・サーバーの数の倍数でスケーリングできます。たとえば、6台のデータベース・サーバーがプロビジョニングされている場合は、6の倍数のCPUコアを追加できます。プロビジョニング時、X8MまたはX9Mシステムには、最小で2台、最大で32台のデータベース・サーバーがあります。X8MまたはX9Mシステムへのコンピュート・リソースおよびストレージ・リソースの追加の詳細は、Exadata X8MまたはX9Mコンピュートおよびストレージのスケーリングを参照してください。
X8MまたはX9M以外のすべてのシステムは、固定シェイプ・システムです。ベース・システム、X7またはX8クォータ・ラックの場合は、2つのデータベース・コンピュート・ノードに対して2の倍数単位でスケーリングできます。X7またはX8ハーフ・ラックの場合、4つのデータベース・コンピュート・ノードに対して4の倍数単位でスケーリングできます。X7またはX8フル・ラックの場合、8つのデータベース・コンピュート・ノードに対して8の倍数単位でスケーリングできます。
非従量制のサービス・インスタンスでは、コンピュート・ノードの処理能力を一時的に変更するか(バースト)、またはコンピュート・ノードの処理能力をより永続的に追加できます。従量制サービス・インスタンスの場合、有効なCPUコア数を単純に変更します。
Exadata Cloud InfrastructureインスタンスをCPUコア数ゼロでプロビジョニングすることも、プロビジョニング後にサービス・インスタンスをコア数ゼロまでスケール・ダウンすることもできます。コア数がゼロの場合、システムをスケール・アップするまでは、インフラストラクチャの費用のみが請求されます。価格設定の詳細は、Exadata Cloud Serviceの価格を参照してください。
OCPUスケーリング・アクティビティは、ダウンタイムなしでオンラインで実行されます。
構成ごとのCPUコアの詳細は、Exadataシェイプ構成を参照してください。システムをスケールする方法については、Exadata Cloud InfrastructureクラウドVMクラスタまたはDBシステムでCPUコアをスケールするにはを参照してください。
X6、X7およびX8 Exadata Cloud Infrastructureインスタンス構成のスケーリング
容量の多いシェイプに移行してExadata X6、X7またはX8 Exadata Cloud Infrastructureインスタンスをスケーリングすると、増加するワークロードのニーズに対応できます。
これは、データベース・デプロイメントに次のものが必要な場合に有用です:
- 現在のシステム構成の能力を超える処理能力。
- 現在のシステム構成の容量を超えるストレージ容量。
- 使用可能なコンピュート・ノード数を増やすことによって実現されるパフォーマンスの向上。
- 使用可能なExadata Storage Server数を増やすことによって実現されるパフォーマンスの向上。
ワークロードをより大きな固定シェイプ(X7およびX8ハードウェア・シェイプ)に移動したり、ワークロードの増加に応じてコンピュートおよびストレージ・リソースを簡単に拡張できるフレキシブルX8Mシェイプに移動したりできます。
Exadata Cloud Infrastructureインスタンス間でのデータベース・デプロイメントの移動を支援するために、より多くの容量を持つ別のサービス・インスタンスにバックアップをリストアするか、より多くの容量を持つサービス・インスタンスでデータベースのData Guardアソシエーションを作成してから、新しいスタンバイ・データベースがプライマリ・ロールを担うようにスイッチオーバーを実行できます。プロセスを開始するには、Oracleに連絡してサービス制限の引上げをリクエストし、データベースが必要とする、より大きいサービス・インスタンスをプロビジョニングできるようにします。
親トピック: スケーリング・オプション
システムおよびシェイプの構成オプション
Exadataシステム・シェイプのリストを確認します
- Exadataシェイプ構成
このトピックでは、Oracle Cloud Infrastructureで使用可能なExadata Cloud Infrastructureインスタンス・シェイプについて説明します。
Exadataシェイプ構成
このトピックでは、Oracle Cloud Infrastructureで使用可能なExadata Cloud Infrastructureインスタンス・シェイプについて説明します。
Exadata X9MおよびX8Mシェイプは、2つのデータベースおよび3つのストレージ・サーバーから始まります。コンピュート・サーバーまたはストレージ・サーバー(あるいはその両方)をこれらのシェイプに個別に追加でき、合計32台のDBサーバーおよび64台のストレージ・サーバーまで追加できます。Exadata X6、X7およびX8の初期最小構成は、クォータ・ラック・シェイプに似た2つのデータベース・サーバーと3つのストレージ・サーバーでも開始されます。また、ハーフ・シェイプとフル・ラックのシェイプで提供されます。
シェイプの仕様については、次の各セクションを参照してください:
- Exadata X9M
次の表の値は、2つのデータベースおよび3つのストレージ・サーバーが拡張されていないX9Mクラウド・インスタンスの仕様を表しています。 - Exadata X8M
次の表の値は、2つのデータベースおよび3つのストレージ・サーバーが拡張されていないX8Mクラウド・インスタンスの仕様を表しています。 - Exadata X8シェイプ
次の表の値は、クォータ、ハーフおよびフル・ラックの固定シェイプを持つX8クラウド・インスタンスの仕様を表します。 - Exadata X7シェイプ
次の表の値は、クォータ、ハーフおよびフル・ラックの固定シェイプを持つX7クラウド・インスタンスの仕様を表します。 - Exadata X6シェイプ
次の表の値は、クォータ、ハーフおよびフル・ラックの固定シェイプを持つX6クラウド・インスタンスの仕様を表します。 - Exadataベース・システム
Exadataベース・システムは、サイズがクォータ・ラックに似た固定シェイプですが、容量に多少の違いがあります。
親トピック: システムおよびシェイプの構成オプション
Exadata X9M
次の表の値は、2つのデータベースおよび3つのストレージ・サーバーが拡張されていないX9Mクラウド・インスタンスの仕様を表しています。
合計32台のDBサーバーおよび64台のストレージ・サーバーまで、コンピュート・サーバーまたはストレージ・サーバー(あるいはその両方)を個別に追加します。
- 1つのDBサーバーには、126個の使用可能なコアと1390 GBのメモリーが含まれます。
- 単一のストレージ・サーバーには、63.6TBの使用可能なディスク・ストレージ容量が含まれます。
プロパティ | 最小構成 |
---|---|
システム当たりのDBサーバー数 | 2 |
システム当たりのストレージ・サーバーの数 | 3 |
有効なCPUコアの最小数(デフォルト) | 0 |
システム当たりのDBサーバーで使用可能な合計コア数 | 252 |
VMsで使用可能なメモリー合計(GB) | 2780 |
DBサーバー当たりの最大使用可能ローカル・ストレージ(GB) | 2243 |
VM当たりの最大使用可能ファイル・システム・サイズ(GB) | 900 |
VMイメージの最小サイズおよびデフォルト(GB) | 244 |
システム当たりのVMクラスタの最大数 | 8 |
DBサーバー当たりの最大VM数 | 8 |
合計フラッシュ容量(TB) | 76.8 |
合計使用可能ディスク・ストレージ容量(TB) | 190 |
VMイメージ・サイズの最小およびデフォルトには、/u02
に60 GBが含まれます。
2台を超えるDBサーバーを含む単一システムで最大8台のVMクラスタを作成できます。詳細は、「仮想マシンにプロビジョニングできるローカル・ストレージの量の見積り」および「ローカル・ストレージのスケーリング」を参照してください。
親トピック: Exadataシェイプ構成
Exadata X8M
次の表の値は、2つのデータベースおよび3つのストレージ・サーバーが拡張されていないX8Mクラウド・インスタンスの仕様を表しています。
合計32台のDBサーバーおよび64台のストレージ・サーバーまで、コンピュート・サーバーまたはストレージ・サーバー(あるいはその両方)を個別に追加します。
- 1つのDBサーバーには、50個の使用可能なコアと1390 GBのメモリーが含まれます。
- 単一のストレージ・サーバーには、49.9TBの使用可能なディスク・ストレージ容量が含まれます。
プロパティ | 最小構成 |
---|---|
システム当たりのDBサーバー数 | 2 |
システム当たりのストレージ・サーバーの数 | 3 |
有効なCPUコアの最小数(デフォルト) | 0 |
システム当たりのDBサーバーで使用可能な合計コア数 | 100 |
VMsで使用可能なメモリー合計(GB) | 2780 |
DBサーバー当たりの最大使用可能ローカル・ストレージ(GB) | 2243 |
VM当たりの最大使用可能ファイル・システム・サイズ(GB) | 900 |
VMイメージの最小サイズおよびデフォルト(GB) | 244 |
システム当たりのVMクラスタの最大数 | 8 |
DBサーバー当たりの最大VM数 | 8 |
合計フラッシュ容量(TB) | 76.8 |
合計使用可能ディスク・ストレージ容量(TB) | 149 |
VMイメージ・サイズの最小およびデフォルトには、/u02
に60 GBが含まれます。
2台を超えるDBサーバーを含む単一システムで最大8台のVMクラスタを作成できます。詳細は、「仮想マシンにプロビジョニングできるローカル・ストレージの量の見積り」および「ローカル・ストレージのスケーリング」を参照してください。
親トピック: Exadataシェイプ構成
Exadata X8シェイプ
次の表の値は、クォータ、ハーフおよびフル・ラックの固定シェイプを持つX8クラウド・インスタンスの仕様を表します。
プロパティ | クォータ・ラック | ハーフ・ラック | フル・ラック |
---|---|---|---|
シェイプ名 | Exadata.Quarter3.100 | Exadata.Half3.200 | Exadata.Full3.400 |
システム当たりのDBサーバー数 | 2 | 4 | 8 |
システム当たりのストレージ・サーバーの数 | 3 | 6 | 12 |
有効なCPUコアの最小数(デフォルト) | 0 | 0 | 0 |
システム当たりのDBサーバーで使用可能な合計コア数 | 100 | 200 | 400 |
使用可能な合計メモリー(GB) | 1440 | 2880 | 5760 |
最大使用可能ローカル・ストレージ(GB) | 700 | 700 | 700 |
合計フラッシュ容量(TB) | 76.8 | 179.2 | 358.4 |
合計使用可能ディスク・ストレージ容量(TB) | 149 | 299 | 598 |
親トピック: Exadataシェイプ構成
Exadata X7シェイプ
次の表の値は、クォータ、ハーフおよびフル・ラックの固定シェイプを持つX7クラウド・インスタンスの仕様を表します。
プロパティ | クォータ・ラック | ハーフ・ラック | フル・ラック |
---|---|---|---|
シェイプ名 | Exadata.Quarter2.92 | Exadata.Half2.184 | Exadata.Full2.368 |
システム当たりのDBサーバー数 | 2 | 4 | 8 |
システム当たりのストレージ・サーバーの数 | 3 | 6 | 12 |
有効なCPUコアの最小数(デフォルト) | 0 | 0 | 0 |
システム当たりのDBサーバーで使用可能な合計コア数 | 92 | 184 | 368 |
使用可能な合計メモリー(GB) | 1440 | 2880 | 5760 |
最大使用可能ローカル・ストレージ(GB) | 1000 | 1000 | 1000 |
合計フラッシュ容量(TB) | 76.8 | 153.6 | 307.2 |
合計使用可能ディスク・ストレージ容量(TB) | 106 | 212 | 424 |
親トピック: Exadataシェイプ構成
Exadata X6シェイプ
次の表の値は、クォータ、ハーフおよびフル・ラックの固定シェイプを持つX6クラウド・インスタンスの仕様を表します。
プロパティ | クォータ・ラック | ハーフ・ラック | フル・ラック |
---|---|---|---|
シェイプ名 | Exadata.Quarter1.84 | Exadata.Half1.168 | Exadata.Full1.336 |
システム当たりのDBサーバー数 | 2 | 4 | 8 |
システム当たりのストレージ・サーバーの数 | 3 | 6 | 12 |
有効なCPUコアの最小数(デフォルト) | 22 | 44 | 88 |
システム当たりのDBサーバーで使用可能な合計コア数 | 84 | 168 | 336 |
使用可能な合計メモリー(GB) | 1440 | 2880 | 5760 |
最大使用可能ローカル・ストレージ(GB) | 200 | 200 | 200 |
合計フラッシュ容量(TB) | 38.4 | 76.8 | 153.6 |
合計使用可能ディスク・ストレージ容量(TB) | 73 | 168 | 336 |
Exadata X6シェイプは、「ライセンス込み」オプションを使用してプロビジョニングする必要があります。X6シェイプでは、ライセンス持ち込み(BYOL)はサポートされていません。
親トピック: Exadataシェイプ構成
Exadataベース・システム
Exadataベース・システムは、サイズがクオータ・ラックに似た固定シェイプですが、容量に多少の違いがあります。
プロパティ | 構成 |
---|---|
システム当たりのDBサーバー数 | 2 |
システム当たりのストレージ・サーバーの数 | 3 |
有効なCPUコアの最小数 | 0 |
システム当たりのDBサーバーで使用可能な合計コア数 | 48 |
使用可能な合計メモリー(GB) | 720 |
最大使用可能ローカル・ストレージ(GB) | 900 |
合計フラッシュ容量(TB) | 38.4 |
合計使用可能ディスク・ストレージ容量(TB) | 73 |
Exadata Cloud Infrastructureインスタンスのプロビジョニングの詳細は、Exadata Cloud Infrastructureインスタンスの作成を参照してください。
親トピック: Exadataシェイプ構成