言語の概要
言語は、サーバーレスかつマルチテナントのサービスであり、REST APIコールを使用してアクセスすることができます。事前トレーニング済モデルとカスタム・モデルを使用すると、データ・サイエンスの専門知識がなくても、非構造化テキストを処理し、インサイトを抽出できます。
言語の事前トレーニング済モデルは、多くの場合、最適な結果を提供するために再トレーニングおよび監視されます。
機械学習の専門知識がまったくなくても、高度なテキスト分析を大規模に自動化できます。
言語サービスには、次の事前トレーニング済言語処理機能が含まれています:
- 言語の検出
- 指定されたテキストに基づいて言語を検出し、信頼度スコアを含みます。
- テキスト分類
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テキストが属する文書のカテゴリとサブカテゴリを識別します。
- 名前付きエンティティの認識
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共通エンティティ、人、場所、位置、電子メール・アドレスなどを識別します。
- キー・フレーズの抽出
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テキストのブロックから重要なフレーズのセットを抽出します。
- センチメント分析
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指定されたテキストの側面を識別し、それぞれを正、負または中立の極性に分類します。
- テキスト翻訳
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テキストを任意の言語に翻訳します。
- 個人情報
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個人識別情報(PII)の検出では、非構造化テキストで個人情報を識別、分類および非識別化
カスタム・モデルの作成は、名前付きエンティティ認識およびテキスト分類を使用して実行できます。
言語にアクセスする方法
言語には、コンソール、REST API、SDKsまたはCLIを使用してアクセスします。
ユーザーの好みや実行するタスクとの適合性に基づいて、次のオプションのいずれかを使用します:
- OCIコンソールは、使いやすいブラウザベースのインタフェースです。コンソールにアクセスするには、サポートされているブラウザを使用する必要があります。
- REST APIでは、ほとんどの機能が提供されます。ただしプログラミングの専門知識が必要です。APIリファレンスとエンドポイントに、エンドポイントの詳細と、人工知能サービスREST APIなど、使用可能なAPIリファレンス・ドキュメントへのリンクがあります。
- OCIには、フレームワークを作成せずに言語と対話するSDKが用意されています。
- CLIでは、クイック・アクセスとフル機能の両方が提供されます。プログラミングは必要ありません。
リージョンおよび可用性ドメイン
OCIサービスはリージョンおよび可用性ドメインでホストされます。リージョンとは限定された地理的領域で、可用性ドメインとはそのリージョン内に配置された1つ以上のデータ・センターです。
言語はOCIの商用リージョンと政府リージョンでホストされます。