移行されたインスタンスのロールバック

必要に応じて、移行されたインスタンスをOS管理にロールバックできます。

ロールバックに関する考慮事項
  • OS管理では、サービスでチェックインしていないインスタンスが定期的に削除されます。移行されたインスタンスを長期間ロールバックすると、そのインスタンスがOS管理に新規インスタンスとして登録される場合があります。アタッチされたソフトウェア・ソース、グループ割当ておよびスケジュール済ジョブを含む以前の構成はリストアされません。
  • ロールバック後、OS管理ハブへの移行を再試行する前に、osmh-agent-unregisterファイルを削除する必要があります。インスタンスはすでに登録解除されていますを参照してください。

移行アシスタントの使用

osms-to-osmh rollback managed-instanceコマンドおよび必須パラメータを使用して、移行されたインスタンスをOS管理に戻します。

例:

osms-to-osmh rollback managed-instance --managed-instance-id ocid

次に、サンプルの出力を示します。

$ osms-to-osmh rollback managed-instance --managed-instance-id ocid1.instance.oc1..<unique_ID>
Rolling back instance: ocid1.instance.oc1..<unique_ID> to OSMS
Checking de-registration progress...
Instance de-registration still in progress. Retrying in 20 seconds...
Instance successfully de-registered from OSMH
Enabling OS Management Service Agent
Disabling OS Management Hub Agent
Registering instance with OS Management Service...
Instance rolled back to OSMS successfully

使用量

osms-to-osmh rollback managed-instance --managed-instance-id ocid [ --help]

オプションの詳細

パラメータ 説明
--managed-instance-id ocid

管理対象インスタンスをOS管理に戻します。OCIDには、管理対象インスタンスに割り当てられたOCIDを指定します。

--help 使用可能なオプションや各オプションでサポートされている値など、移行アシスタント・コマンドに関するヘルプ情報を表示します。

コンソールの使用

  1. OS管理ハブからインスタンスを登録解除します。インスタンスの登録解除を参照してください。
  2. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックし、「インスタンス」をクリックします。
  3. 関心のあるインスタンスをクリックします。
  4. 「Oracle Cloudエージェント」タブをクリックします。
  5. OS管理ハブ・エージェント・プラグインの場合、「プラグインの無効化」スイッチを「無効化」に切り替えます。
  6. OS管理サービス・エージェント・プラグインの場合、「プラグインの有効化」スイッチを「有効化」に切り替えます。

    この変更が有効になるには最大10分かかります。