管理ステーションの作成
OS管理ハブで管理ステーションを作成し、コンテンツをミラー化してオンプレミスのインスタンスに配布します。また、管理ステーションは、OS管理ハブと通信するインスタンスのネットワーク・プロキシとして機能します。
- 最小システム要件
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管理ステーションを作成する前に、システムが最小要件を満たしていることを確認してください。
- Oracle Linux 8を実行している顧客データ・センター内のx86_64ベア・メタル・サーバーまたは仮想マシン(8.7以上、Oracle Linux 9はサポートされていません)。
- 管理ステーションからポートtcp/443のOracle Cloud Infrastructure (OCI)のOS管理ハブ・サービスへのネットワーク接続。
- Oracle Linuxコンテンツ・ミラー用に十分なストレージが割り当てられ、マウントされています。ストレージ要件は、管理ステーションを使用するインスタンスに必要なOracle Linuxソフトウェア・ソースの範囲とサイズに相対的です。通常、数百ギガバイト(GB)から数テラバイト(TB)までが必要です。ソース・サイズを表示するには、ソフトウェア・ソース・リストを参照してください。
/var/cache/dnf
には、リポジトリ・メタデータ用の十分な記憶域があります。ストレージ要件は、管理ステーションを使用するインスタンスに必要なOracle Linuxソフトウェア・ソースを基準としています。大規模なソフトウェア・ソースでは、リポジトリごとに100MBから200MBのストレージが必要になる場合があります。ソース・サイズを表示するには、ソフトウェア・ソース・リストを参照してください。
- 構成情報の収集
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管理ステーションを作成するときは、構成について次の情報が必要です。
- 管理ステーションとして機能するシステムのホスト名またはIPアドレス(ローカルネットワーク上)。
- 次のようなプロキシ情報:
- 許可された住所
- リスニング・ポート
- 転送HTTPプロキシ(オプション)
- ミラー情報
- マウント・ポイント
- リスニング・ポート(HTTPおよびHTTPS)
oci os-management-hub management-station createコマンドおよび必要なパラメータを使用して、管理ステーションを作成します。
oci os-management-hub management-station create --compartment-id ocid --display-name station-name --hostname name --mirror mirror.json --station-proxy station-proxy.json [OPTIONS]
CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。
CreateManagementStation操作を実行して、ルート・コンパートメントに管理ステーションを作成します。