ブロック・ボリューム・パフォーマンス
Oracle Cloud Infrastructure Block Volumeサービスでは、一貫性を実現するために設計されたNVMeベースのストレージ・インフラストラクチャを使用することで、柔軟性が高く、自在にスケーリングできるパフォーマンスを可能にしています。必要なキャパシティをプロビジョニングするだけで、選択されたパフォーマンス・レベルのパフォーマンス特性で、サービスの最大値までパフォーマンスがスケーリングされます。
ブロック・ボリュームを作成してアタッチするまでは、必要なパフォーマンスを決定する必要はありません。ボリュームを作成すると、バランス・パフォーマンス・レベルにデフォルトで構成されます。これは、ボリュームの作成時に変更することも、ボリューム作成後の任意の時点で更新することもできます。このサービスの柔軟性のあるパフォーマンス機能により、ブロック・ボリュームやブート・ボリュームのサイズに関係なく、必要なパフォーマンス特性に対する支払いが可能になっています。要件が変わった場合に必要なのは、ボリュームのパフォーマンス設定の調整だけで、ボリュームを再作成する必要はありません。
ブロック・ボリュームでは、自動チューニングにより、パフォーマンスが動的にスケーリングされます(詳細は、「動的パフォーマンス・スケーリング」を参照してください)。
概念実証テスト中にベンチマーク分析を実行して、環境の構成がアプリケーションの要件に適したパフォーマンスを持つことを確認する必要があります。詳細は、「メトリックとパフォーマンス・テスト」を参照してください。
ブロック・ボリュームのパフォーマンス・レベル
ボリュームを作成する場合、パフォーマンス・レベルを選択できます(ブロック・ボリュームの作成を参照してください)。既存のボリュームのパフォーマンス・レベルを変更することも可能です。詳細は、「ボリュームのパフォーマンスの変更」を参照してください。コンソールでは、次のスクリーンショットに示すように、スライダまたはVPUコントロールを使用してパフォーマンスを構成します。
次のパフォーマンス・レベルがあります:
- 超高パフォーマンス: I/O要件が最も高く、最大限のパフォーマンスを必要とするワークロードに推奨されます。このオプションでは、毎月1GB当たり30 – 120個のVPUを購入できます。様々なボリューム・サイズの具体的なスループットや、IOPSのパフォーマンス数値などの詳細は、「超高パフォーマンス」を参照してください。
- より高いパフォーマンス: 超高パフォーマンス・レベルのパフォーマンスは必要ないが、I/O要件が高いワークロードに推奨されます。このオプションでは、毎月1GB当たり20個のVPUを購入します。様々なボリューム・サイズの具体的なスループットや、IOPSのパフォーマンス数値などの詳細は、「より高いパフォーマンス」を参照してください。
- バランス: 新規と既存のブロック・ボリュームおよびブート・ボリュームのデフォルトのパフォーマンス・レベルで、ほとんどのワークロードで、パフォーマンスとコスト削減のバランスを取ることが可能です。このオプションでは、毎月1GB当たり10個のVPUを購入します。様々なボリューム・サイズの具体的なスループットや、IOPSのパフォーマンス数値などの詳細は、「バランス・パフォーマンス」を参照してください。
- より低いコスト: ストリーミング、ログ処理、データ・ウェアハウスなど、大規模な順次I/Oがあるスループット集中型のワークロードに推奨されます。コストはストレージ・コストのみであり、追加のVPUコストはありません。このオプションはブロック・ボリュームにのみ使用でき、ブート・ボリュームには使用できません。様々なボリューム・サイズの具体的なスループットや、IOPSのパフォーマンス数値などの詳細は、「より低いコスト」を参照してください。
ボリュームのパフォーマンス・レベルの構成
ボリュームを作成する場合は、「ブロック・ボリュームの作成」を参照してください。また、既存のブロック・ボリュームのボリューム・パフォーマンス・レベルを変更することも可能です(「既存のブロック・ボリュームのボリューム・パフォーマンスを変更するには」を参照してください)。
コンピュート・インスタンスを作成すると、そのインスタンスのブート・ボリュームのボリューム・パフォーマンス・レベルは、デフォルトで「バランス」に設定されます。この設定は、インスタンスの起動後に変更できます。既存のブート・ボリュームのボリューム・パフォーマンスを変更するにはを参照してください。
ボリューム・パフォーマンス・ユニット
ブロック・ボリューム・パフォーマンスには、ボリューム・パフォーマンス・ユニット(VPU)の概念が含まれます。追加のVPUを購入して、ボリュームに追加のリソースを割り当てることにより、IOPS/GBおよびGB当たりのスループットを増やすことができます。また、購入するVPUの数を減らすこともできます。その場合、ボリュームのパフォーマンス特性は縮小されますが、コスト節約を実現できます。さらに、VPUを購入しない選択もできます。その場合、パフォーマンス特性の向上を必要としないボリュームに対して大幅なコスト節減を実現できます。
具体的な価格設定の詳細は、Oracle Storage Cloudの価格設定を参照してください。
次の表に、各パフォーマンス・レベルのパフォーマンス特性とVPUの数を示します。
柔軟なパフォーマンス・レベル |
ボリューム・パフォーマンス・ユニット(VPU) |
GB当たりのIOPS |
ボリューム当たりの最大IOPS |
最大IOPSのサイズ(GB) |
GB当たりのKBPS |
ボリューム当たりの最大MBPS |
---|---|---|---|---|---|---|
より低いコスト | 0 | 2 | 3,000 | 1,500 | 240 | 480 |
バランス | 10 | 60 | 25,000 | 417 | 480 | 480 |
より高いパフォーマンス | 20 | 75 | 50,000 | 667 | 600 | 680 |
超高パフォーマンス | 30 | 90 | 75,000 | 833 | 720 | 880 |
超高パフォーマンス | 40 | 105 | 100,000 | 952 | 840 | 1,080 |
超高パフォーマンス | 50 | 120 | 125,000 | 1,042 | 960 | 1,280 |
超高パフォーマンス | 60 | 135 | 150,000 | 1,111 | 1,080 | 1,480 |
超高パフォーマンス | 70 | 150 | 175,000 | 1,167 | 1,200 | 1,680 |
超高パフォーマンス | 80 | 165 | 200,000 | 1,212 | 1,320 | 1,880 |
超高パフォーマンス | 90 | 180 | 225,000 | 1,250 | 1,440 | 2,080 |
超高パフォーマンス | 100 | 195 | 250,000 | 1,282 | 1,560 | 2,280 |
超高パフォーマンス | 110 | 210 | 275,000 | 1,310 | 1,680 | 2,480 |
超高パフォーマンス | 120 | 225 | 300,000 | 1,333 | 1,800 | 2,680 |
ボリューム・パフォーマンスの計算
次の計算で、ボリュームの予測パフォーマンスを計算できます:
-
10 VPU (バランス・パフォーマンス・レベル)から始めた場合、10 VPU/GB増えるごとに、パフォーマンスは次のようにスケーリングされます:
-
+ 15IOPS/GBスケール
-
+ 最大IOPS/ボリューム制限の場合は25K IOPS (120VPU/GBの場合は最大300K IOPS)
-
+ 120KBPS/GBスケール
-
+ 最大200MBPS/ボリューム制限
-
-
IOPS/GB = 1.5 * VPU/GB + 45
-
最大IOPS/ボリューム = 2,500 * VPU/GB
-
KBPS/GB = 12 * VPU/GB + 360
-
最大MBPS/ボリューム = 20 * VPU/GB + 280
シェイプのパフォーマンスの詳細
シェイプは、コンピュート・インスタンスに割り当てるOCPU数、メモリー・サイズおよびその他のリソースを指定するテンプレートです。詳細は、コンピュート・シェイプに関する項を参照してください。インスタンスのシェイプは、アタッチされたボリュームのパフォーマンスに影響します。この項では、シェイプのブロック・ボリュームに固有の詳細を示します。
マルチパス対応のアタッチメントは、Ultra High Performanceレベルに構成されたボリュームに必要です。マルチパス対応アタッチメントをサポートするシェイプは、Supports Ultra High Performance (UHP)列で「はい」の値で識別されます。
超高パフォーマンスで構成されたボリュームのアタッチの詳細は、「超高パフォーマンス・ボリュームのためのアタッチメントの構成」を参照してください。
次の表に示すインスタンス・シェイプは、現在のバージョンです。以前のバージョンのパフォーマンスの詳細は、前世代インスタンス・シェイプのパフォーマンス詳細を参照してください。
ベア・メタル・シェイプ
次の表に、ベア・メタル・シェイプをベースとするインスタンスに、ボリュームをアタッチする場合に該当する詳細を示します。
現在のすべてのベア・メタル・シェイプで、超高パフォーマンス・レベルがサポートされています。
シェイプ | OCPU | メモリー(GB) | 最大ネットワーク帯域幅 | インスタンス当たりの最大IOPS | インスタンス(ブロック・ボリューム)当たりの最大スループット | アタッチメントの最大数 | 超高パフォーマンス(UHP)のサポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BM.Standard.E5.192 | 192 | 2304 | 1 x 100Gbps | 1,300,000 | 12 GB/秒 | 32 | あり |
BM.Standard.E4.128 | 128 | 2048 | 2 x 50Gbps | 1,300,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.DenseIO.E4.128 | 128 | 2048 | 2 x 50Gbps | 1,300,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.Standard3.64 | 64 | 1024 | 2 x 50Gbps | 1,300,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.Optimized3.36 | 36 | 512 |
2 x 50Gbps 1 x 100Gbps RDMA |
1,300,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.GPU.A100-v2.8 | 128 | 640 |
2 x 50Gbps 16 x 100 Gbps RDMA |
1,300,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.GPU.A10.4 | 64 | 96 | 2 x 50Gbps | 1,300,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.GPU4.8 | 64 |
GPU: 320 GB CPU: 2048 GB |
1 x 50Gbps 8 x 200Gbps RDMA |
1,300,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.Standard.A1.160 | 160 | 2048 | 2 x 50Gbps | 800,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.GPU3.8 | 52 |
GPU: 128 GB CPU: 768 GB |
2 x 50Gbps | 625,000 | 3 GB/秒 | 32 | あり |
BM.GPU2.2 | 28 |
GPU: 32 GB CPU: 192 GB |
2 x 25Gbps | 625,000 | 3 GB/秒 | 32 | あり |
iSCSIおよび準仮想化アタッチ・ボリュームのVMシェイプ
次の表に、iSCSIおよび疑似仮想化アタッチメントを使用したVMシェイプをベースとするインスタンスへのボリュームのアタッチに適用可能な詳細を示します。
シェイプ | OCPU | メモリー(GB) | 最大ネットワーク帯域幅 | インスタンス当たりの最大IOPS | インスタンス(ブロック・ボリューム)当たりの最大スループット | アタッチメントの最大数 | 超高パフォーマンス(UHP)のサポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VM.Standard.E5.Flex | 最小1 OCPU、最大90 OCPU | 最小1GB、最大1049GB | 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps | 20,000 *最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大600,000) | 120MB/秒*最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大4,800MB/秒) | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.E4.Flex | 最小1 OCPU、最大64 OCPU | 最小1GB、最大1024GB | 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps | 20,000 *最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大600,000) | 120MB/秒*最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大4,800MB/秒) | 32 iSCSIの場合 16準仮想化 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.DenseIO.E4.Flex | 8 / 16 / 32 | 128 / 256 / 512 | 8 Gbps/16 Gbps/32 Gbps | 20,000 *最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大600,000) | 120MB/秒*最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大4,800MB/秒) | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard3.Flex | 最小1 OCPU、最大32 OCPU | 最小1GB、最大512GB | 1 OCPU当たり1Gbps、最大32Gbps | 20,000 *最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大600,000) | 120MB/秒*最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大4,800MB/秒) |
32 iSCSIの場合 16準仮想化 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Optimized3.Flex | 最小1 OCPU、最大18 OCPU | 最小1GB、最大256GB | 1 OCPU当たり4Gbps、最大40Gbps | 20,000 *最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大600,000) | 120MB/秒*最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大4,800MB/秒) |
32 iSCSIの場合 16準仮想化 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.A1.Flex | 最小1 OCPU、最大80 OCPU | 最小1GB、最大1024GB | 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps | 20,000 *最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大600,000) | 120MB/秒*最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大4,800MB/秒) |
32 iSCSIの場合 16準仮想化 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.GPU.A10.2 | 30 |
GPU: 48 GB CPU: 480 GB |
48 Gbps | 600,000 | 5,760MB/秒 | 32 |
あり |
VM.GPU.A10.1 | 15 |
GPU: 24 GB CPU: 240 GB |
24 Gbps | 480,000 | 2,880MB/秒 | 32 |
なし |
VM.GPU3.4 | 24 |
GPU: 64 GB CPU: 360 GB |
24.6Gbps | 480,000 | 2,880MB/秒 | 32 |
あり |
VM.GPU3.2 | 12 |
GPU: 32 GB CPU: 180 GB |
8Gbps | 160,000 | 960MB/秒 | 32 |
なし |
VM.GPU2.1 | 12 |
GPU: 16 GB CPU: 72 GB |
8Gbps | 160,000 | 960MB/秒 | 32 |
なし |
VM.GPU3.1 | 6 |
GPU: 16 GB CPU: 90 GB |
4Gbps | 80,000 | 480 MB/s | 32 |
なし |
VM.Standard.E2.1.Micro | 1 | 1 | 480Mbps | 6,000 | 60 MB/s | 32 | なし |
ブロック・ボリュームのパフォーマンスSLA
このトピックで説明するブロック・パフォーマンスの数値は、Oracle PaaSおよびIaaS Public Cloud Servicesのピラー・ドキュメントの第3.6項(Oracle Cloud Infrastructure - 「ブロック・ボリューム」サブセクション)に該当します。
前世代インスタンス・シェイプのパフォーマンスの詳細
次の表に示すインスタンス・シェイプは、前世代のシェイプです。現在のインスタンス・シェイプとそれに対応するパフォーマンスの詳細のリストは、「シェイプのパフォーマンスの詳細」を参照してください。
超高パフォーマンスで構成されたボリュームのアタッチの詳細は、「超高パフォーマンス・ボリュームのためのアタッチメントの構成」を参照してください。
コンピュート・インスタンスのシェイプに関する一般情報およびその他の詳細は、「コンピュート・シェイプ」を参照してください。
前世代ベア・メタル・シェイプ
次の表に、前の世代のベア・メタル・シェイプをベースとするインスタンスにボリュームをアタッチするために適用可能な詳細を示します。
現在のすべてのベア・メタル・シェイプで、超高パフォーマンス・レベルがサポートされています。
シェイプ | OCPU | メモリー(GB) | 最大ネットワーク帯域幅 | インスタンス当たりの最大IOPS | インスタンス(ブロック・ボリューム)当たりの最大スループット | アタッチメントの最大数 | 超高パフォーマンス(UHP)のサポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BM.Standard.E3.128 | 128 | 2048 | 2 x 50Gbps | 1,300,000 | 6GB/秒 | 32 | あり |
BM.Standard.E2.64 | 64 | 512 | 2 x 25Gbps | 625,000 | 3 GB/秒 | 32 | あり |
BM.Standard2.52 | 52 | 768 | 2 x 25Gbps | 625,000 | 3 GB/秒 | 32 | あり |
BM.DenseIO2.52 | 52 | 768 | 2 x 25Gbps | 625,000 | 3 GB/秒 | 32 | あり |
BM.HPC2.36 | 36 | 384 |
1 x 25Gbps 1 x 100Gbps RDMA |
625,000 | 3 GB/秒 | 32 | あり |
BM.Standard.B1.44 | 44 | 512 | 1 x 25Gbps | 625,000 | 3 GB/秒 | 32 | あり |
BM.Standard1.36 | 36 | 256 | 1 x 10 Gbps | 300,000 | 1.2 GB/秒 | 32 | あり |
BM.DenseIO1.36 | 36 | 512 | 1 x 10 Gbps | 300,000 | 1.2 GB/秒 | 32 | あり |
iSCSIおよび準仮想化アタッチ・ボリュームの前の世代VMシェイプ
次の表に、iSCSIおよび疑似仮想化アタッチメントを使用した前の世代のVMシェイプに基づくインスタンスへのボリュームのアタッチに適用可能な詳細を示します。
シェイプ | OCPU | メモリー(GB) | 最大ネットワーク帯域幅 | インスタンス当たりの最大IOPS | インスタンス(ブロック・ボリューム)当たりの最大スループット | アタッチメントの最大数 | 超高パフォーマンス(UHP)のサポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VM.Standard.E3.Flex | 最小1 OCPU、最大64 OCPU | 最小1GB、最大1024GB | 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps | 20,000 *最大ネットワーク帯域幅(Gbps)(最大600,000) | 120MB/秒*最大ネットワーク帯域幅(Gbps) |
32 iSCSIの場合 16準仮想化 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.DenseIO2.24 | 24 | 320 | 24.6Gbps | 480,000 | 2,880MB/秒 | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.DenseIO2.16 | 16 | 240 | 16.4Gbps | 320,000 | 1,920MB/秒 | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.DenseIO2.8 | 8 | 120 | 8.2Gbps | 160,000 | 960MB/秒 |
32 iSCSIの場合 16準仮想化 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard2.24 | 24 | 320 | 24.6Gbps | 480,000 | 2,880MB/秒 | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard2.16 | 16 | 240 | 16.4Gbps | 320,000 | 1,920MB/秒 | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard2.8 | 8 | 120 | 8.2Gbps | 160,000 | 960MB/秒 |
32 iSCSIの場合 16準仮想化 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard2.4 | 4 | 60 | 4.1Gbps | 80,000 | 480 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard2.2 | 2 | 30 | 2Gbps | 50,000 | 240 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard2.1 | 1 | 15 | 1Gbps | 25,000 | 120 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.E2.8 | 8 | 64 | 5.6 Gbps | 80,000 | 480 MB/s |
32 iSCSIの場合 16準仮想化 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.E2.4 | 4 | 32 | 2.8 Gbps | 50,000 | 240 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.E2.2 | 2 | 16 | 1.4 Gbps | 25,000 | 120 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.E2.1 | 1 | 8 | 700 Mbps | 12,500 | 60 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.DenseIO1.16 | 16 | 240 | 4.8 Gbps | 80,000 | 480 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.DenseIO1.8 | 8 | 120 | 2.4 Gbps | 50,000 | 240 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.DenseIO1.4 | 4 | 60 | 1.2 Gbps | 25,000 | 120 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.B1.16 | 16 | 192 | 9.6 Gbps | 160,000 | 960MB/秒 | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.B1.8 | 8 | 96 | 4.8 Gbps | 80,000 | 480 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.B1.4 | 4 | 48 | 2.4 Gbps | 50,000 | 240 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.B1.2 | 2 | 24 | 1.2 Gbps | 25,000 | 120 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard.B1.1 | 1 | 12 | 600 Mbps | 12,500 | 60 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard1.16 | 16 | 112 | 4.8 Gbps | 80,000 | 480 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard1.8 | 8 | 56 | 2.4 Gbps | 50,000 | 240 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard1.4 | 4 | 28 | 1.2 Gbps | 25,000 | 120 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard1.2 | 2 | 14 | 1.2 Gbps | 25,000 | 120 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
VM.Standard1.1 | 1 | 7 | 600 Mbps | 12,500 | 60 MB/s | 32 |
はい(16 OCPU未満) いいえ(16 OCPU未満) |
パフォーマンスの制限事項および考慮事項
- ボリューム当たりのIOPSに関するブロック・ボリューム・パフォーマンスSLAは、「バランス」、「より高いパフォーマンス」および「超High Performance」レベルにのみ適用され、「より低いコスト」レベルには適用されません。
-
このトピックで説明するパフォーマンス結果は、未フォーマットのデータ・ボリュームに対するものです。使用されるファイルシステムに基づいてパフォーマンスが低下する可能性があります。
-
スループット・パフォーマンスの結果は、ベア・メタル・コンピュート・インスタンスが対象です。仮想マシン(VM)コンピュート・インスタンスのスループット・パフォーマンスは、インスタンスで使用可能なネットワーク帯域幅によって異なり、ボリュームのその帯域幅によってさらに制限されます。VMシェイプに使用可能なネットワーク帯域幅の詳細は、「VMシェイプ」表の「ネットワーク帯域幅」列を参照してください。
-
インスタンスのパフォーマンス特性は、アタッチされたボリュームの有効なIOPSおよびスループットに影響します。インスタンス・シェイプのパフォーマンス特性の詳細は、「シェイプのパフォーマンスの詳細」を参照してください。
-
ボリューム当たりのIOPSおよびインスタンス当たりのIOPSに関するブロック・ボリュームのパフォーマンスSLAは、超高パフォーマンスの場合は16コア以上のVM、バランスおよびより高いパフォーマンスの場合は8コア以上のVMに対して、ブロック・ボリューム・サービス・レベルで、iSCSIボリューム・アタッチメントを使用した未フォーマットのRAWボリュームと、準仮想化ボリューム・アタッチメントに適用されます。
-
「Lower Cost」オプションでは、他のパフォーマンス・レベルと同じレイテンシ・パフォーマンスを実現できない場合があります。また、「より低いコスト」オプションでは、レイテンシの差異が大きくなる場合もあります。
ディスクI/O操作を実行するコンピュート・インスタンス用のサード・パーティのセキュリティ・ツールは、パフォーマンスに重大な悪影響を及ぼす可能性があります。このトピックで説明するIOPSパフォーマンス特性は、インスタンスで実行されているセキュリティ・ツールがないコンピュート・インスタンスに対して有効です。
-
すべてのWindowsプラットフォーム・イメージには、デフォルトでWindows Defender Advanced Threat Protection (Windows Defender ATP)が有効になっています。このツールは、ディスクのI/Oパフォーマンスを大きく低下させます。このトピックで説明するIOPSパフォーマンス特性は、ディスクI/Oに対してWindows Defender ATPが無効になっているWindowsインスタンスに有効です。顧客は、Windows Defender ATPを無効にした場合のセキュリティ上の影響を慎重に考慮する必要があります。Windows Defender Advanced Threat Protectionを参照してください。
-
ブロック・ボリューム・パフォーマンスはボリューム単位であるため、ブロック・ボリュームが複数インスタンスにアタッチされると、アタッチされたすべてのインスタンス間でパフォーマンスが共有されます。複数のインスタンスへのボリュームのアタッチを参照してください。
転送中暗号化が有効な添付では、パフォーマンスが低下します。