インスタンス・プールの作成
インスタンス・プールを使用して、グループと同じリージョン内に複数のコンピュート・インスタンスを作成および管理します。
インスタンス・プールを作成する場合、インスタンス構成をテンプレートとして使用して、プールにインスタンスを作成します。プールを更新して、既存のインスタンスをプールにアタッチすることもできます。
オプションで、1つのインスタンス・プールに1つ以上のロード・バランサおよびネットワーク・ロード・バランサを関連付けることができます。これを行う場合、インスタンスをインスタンス・プールに追加すると、インスタンスがロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサのバックエンド・セット に自動的に追加されます。インスタンスが正常な状態になると(インスタンスが構成されたポート番号でリスニングしている)、着信トラフィックが新しいインスタンスに自動的にルーティングされます。
インスタンス・プールを作成する前に、特定のシェイプで容量を使用できるかどうかを判断するには、CreateComputeCapacityReport操作を使用します。
開始前
インスタンス・プールを作成するには、以下が必要です:
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インスタンス構成インスタンス構成は、インスタンスを作成する際に使用する設定を定義するテンプレートです。インスタンス・プールを作成すると、インスタンス構成の設定に関係なく、モニタリングをサポートするインスタンスでは、デフォルトでモニタリングが有効になります。詳細は、インスタンス構成の作成を参照してください。
ノート
イメージ・ソースがブート・ボリュームであるインスタンス構成からはインスタンス・プールを作成できません。 - インスタンス・プールにロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサを関連付けるには、ロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサとバックエンド・セットが必要です。ロード・バランサを作成するステップは、ロード・バランサ管理を参照してください。ネットワーク・ロード・バランサを作成するステップは、ネットワーク・ロード・バランサ管理を参照してください。
インスタンス・プールを作成するには:
- ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス・プール」をクリックします。
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「インスタンス・プールの作成」をクリックします。
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インスタンス・プールの作成ページで、次を実行します:
注意
Oracle Cloud Infrastructure Console、APIまたはCLIを使用してクラウド・リソースに説明、タグまたはフレンドリ名を割り当てる場合、機密情報を入力しないでください。- インスタンス・プールの名前を入力します。一意である必要はなく、後で変更できます。
- インスタンス・プールを作成するコンパートメントを選択します。
- 「コンパートメント」の「インスタンス構成」メニューから、使用するインスタンス構成を選択します。
- インスタンス・プールの「インスタンス数」フィールドに、ターゲット・インスタンス数を指定します。
- 「拡張オプションの表示」をクリックして、タグ付けとインスタンスの表示およびホスト名フォーマッタのオプションを表示します。
- 「タグ」タブで、インスタンス・プールのタグを追加します。
リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済のタグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に連絡してください。タグは後で適用できます。
- 「フォーマッタ・オプション」タブで、プールに作成するインスタンスのインスタンス表示名およびインスタンス・ホスト名をカスタマイズします。
- 「インスタンス表示名フォーマッタ」フィールドに、このプール用に作成するインスタンスの表示名をカスタマイズするには、小文字の英数字、記号およびダッシュを含むテキスト文字列を入力します。文字列には、
${launchCount}
トークンも含める必要があります。たとえば:my-string-${launchCount}
。 - 「インスタンス・ホスト名フォーマッタ」フィールドに、小文字の英数字、記号およびダッシュを含むテキスト文字列を入力します。文字列には、
${launchCount}
トークンも含める必要があります。たとえば:my-string-${launchCount}
。
- 「インスタンス表示名フォーマッタ」フィールドに、このプール用に作成するインスタンスの表示名をカスタマイズするには、小文字の英数字、記号およびダッシュを含むテキスト文字列を入力します。文字列には、
- 「タグ」タブで、インスタンス・プールのタグを追加します。
- 「次」をクリックします。
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「プール配置の構成」ページで、インスタンスを配置する場所を選択します:
- インスタンスを作成する可用性ドメインを選択します。
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「フォルト・ドメイン」フィールドで、次のいずれかのアクションを実行します:
- 容量に基づいてフォルト・ドメイン全体にベスト・エフォートでインスタンスを分散する場合は、フィールドを空のままにします。
- プール内のインスタンスを1つ以上のフォルト・ドメインに均一に分散する必要がある場合は、インスタンスを配置するフォルト・ドメインを選択します。選択したフォルト・ドメインに十分な容量がない場合、プールは正常に起動またはスケーリングされません。詳細は、高可用性のためのフォルト・ドメイン間でのインスタンスの分散を参照してください。
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「プライマリVNIC」セクションで、インスタンスのネットワーク詳細を構成します:
- 仮想クラウド・ネットワーク: インスタンスを作成する仮想クラウド・ネットワーク(VCN)。
- サブネット: インスタンスをアタッチするクラウド・ネットワーク内のサブネット。サブネットはパブリックまたはプライベートです。プライベートでは、そのサブネット内のインスタンスがパブリックIPアドレスを持つことができません。詳細は、インターネットへのアクセスを参照してください。サブネットは、アベイラビリティ・ドメインに固有のものか、リージョン(名前の後にregionalが付く)のいずれかです。リージョナル・サブネットを使用することをお薦めします。
このセクションの設定の詳細は、インスタンスの作成を参照してください。
- セカンダリVNICがインスタンス構成によって定義されている場合、「セカンダリVNIC」セクションが表示されます。インスタンス・プールのセカンダリVCNおよびサブネットを選択します。
- インスタンス・プールで複数のアベイラビリティ・ドメインにインスタンスを作成する場合は「+別のアベイラビリティ・ドメイン」をクリックします。次に、前のステップを繰り返します。
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ロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサをインスタンス・プールに関連付ける場合は、「ロード・バランサのアタッチ」チェック・ボックスを選択して、次の手順を実行します。
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インスタンス・プールに関連付けるロード・バランサのタイプを指定します
詳細は、Load Balancerの概要またはFlexible Network Load Balancerの概要を参照してください。
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「ロード・バランサ」リストからロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサを選択します。
このリストで使用できる選択肢は、選択したロード・バランサ・タイプと、現在のコンパートメントで使用できる内容によって異なります。「コンパートメントの変更」をクリックし、別のコンパートメントを選択して、そこで使用可能なロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサの選択肢を表示します。
- インスタンスを追加するロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサのバックエンド・セットを選択します。
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「ポート」フィールドに、ロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサがトラフィックを転送する必要があるインスタンス上のサーバー・ポートを入力します。この値は、アタッチされたこのロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサを使用するすべてのインスタンスに適用されます。
- ロード・バランサのポート値の範囲は1から65535までです。
- ロード・バランサが特定のポート用に構成されている場合、ネットワーク・ロード・バランサのポートの範囲は1から65535です。ネットワーク・ロード・バランサがすべてのポートに対して構成されている場合、「ポート」フィールドの値はデフォルトで「任意」に設定され、変更できません。
- 「VNIC」リストで、バックエンド・セットにインスタンスを追加するときに使用するVNICを選択します。バックエンド・セットに属するインスタンスは、バックエンド・サーバーとも呼ばれます。プライベートIPアドレスが使用されます。この値は、アタッチされたこのロード・バランサまたはネットワーク・ロード・バランサを使用するすべてのインスタンスに適用されます。
- ロード・バランサとネットワーク・ロード・バランサをインスタンス・プールに関連付ける場合は、「+別のロード・バランサ」をクリックして、前のステップを繰り返します。
ロード・バランサの基本情報は、「ロード・バランサの概要」を参照してください。
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- 「次」をクリックします。
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インスタンス・プールの詳細を確認し、「作成」をクリックします。
操作の進行状況を追跡し、インスタンスの作成中に発生したエラーをトラブルシューティングするには、関連付けられている作業リクエストを使用します。
インスタンス・プールを作成するには、instance-pool createコマンドを使用します:
oci compute-management instance-pool create --compartment-id <COMPARTMENT_OCID> --instance-configuration-id <INSTANCE_CONFIGURATION_OCID> --placement-configurations <file://path/to/file.json> --size <NUMBER_OF_INSTANCES>
<file://path/to/file.json>は、配置構成を定義するJSONファイルへのパスです。JSONファイルの例を生成する方法の詳細は、JSONの拡張オプションを参照してください。
Compute Service CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、Computeのコマンドライン・リファレンスを参照してください。
APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。
CreateInstancePool操作を使用して、インスタンス・プールを作成します。