ネットワーク・ロード・バランサのリスナー
ネットワーク・ロード・バランサのIPアドレスに対する受信トラフィックをチェックするリスナーを設定します。
リスナーは、ネットワーク・ロード・バランサのIPアドレスに対する受信トラフィックをチェックする論理エンティティです。TCP、HTTPおよびHTTPSトラフィックを処理するには、トラフィック・タイプごとに1つ以上のリスナーを構成する必要があります。リスナーを作成する場合、VCNのセキュリティ・ルールでリスナーによるトラフィックの受入れが許可されていることを確認する必要があります。詳細は、セキュリティ・ルールを参照してください。
大量のトラフィックに対応するため、ネットワーク・ロード・バランサ・サブネットにはステートレス・ルールを使用することをお薦めします。詳細は、ステートフル・ルールとステートレス・ルールを参照してください。
リスナーの作成時に、次のプロトコルから選択できます。
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TCP: 特定のポートまたはすべてのポートのTCPトラフィックのみを許可します。
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UDP: 特定のポートまたはすべてのポートでUDPトラフィックのみを許可します。
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TCP/UDP: 特定のポートまたはすべてのポートでTCPトラフィックとUDPトラフィックの両方を許可します。
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TCP/UDP/ICMP: 任意のポートでTCPトラフィックとUDPトラフィックの両方を許可し、ICMPトラフィックも許可します。このオプションは、SRC/DSTヘッダー保存モード(透過モード)専用です。
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L3IP: レイヤー3 IPトラフィックを許可します。このプロトコルは、CLIおよびAPIからのみ選択および構成できます。レイヤ3 IPトラフィックについては、次の点に注意してください。
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L3IPリスナーでは、2タプルおよび3タプル・ネットワーク・ロード・バランシング・ポリシーのみが許可されます。
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L3IPリスナーには、ソース保存バックエンド・サーバーのみが許可されます。
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ネットワーク・ロード・バランサごとに許可されるL3IPリスナーは1つのみです。
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リスナー・ポートは、L3IPリスナーおよびそれにアタッチされているバックエンド・セットに対してAny(0)である必要があります。
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次のリスナー管理タスクを実行できます: