診断標準モードの有効化

Roving Edgeデバイスでは、診断バンドルを標準モードで作成する前に、デバイスで標準モードを有効にする必要があります。

ノート

診断バンドルを通常モードで作成する場合は、標準モードを有効にする必要はありません。Roving Edge Deviceの診断情報の収集を参照してください。
  1. コンピュータから、デバイスのシリアルコンソールに接続します。

    Roving Edge Deviceのケーブルおよびターミナル・エミュレーションの設定を参照してください。

  2. ロック解除パスフレーズを入力します。

    シリアルコンソールのメインメニューが表示されます。

  3. 「診断」に対応するメニュー番号を入力します。

    「Diagnostics」メニューが表示されます。

    Diagnostics Menu           
        ---------------------------------------
     
     1) Enable Diagnostics Data Collection Mode
     2) Exit Diagnostics Data Collection Mode
     3) Show Diagnostics Bundle Encryption Key
     4) Help
     
     Enter command number (or press Ctrl+C to go back):
  4. 「診断メニュー」に、「診断バンドル暗号化キーの表示」の番号を入力します。

    暗号化キーが表示されます。次に例を示します:

    Diagnostics Bundle Encryption Key: abc1234567abc1234567abc1234567
  5. 鍵を安全な場所にコピーします。診断バンドルを復号化するには、後でこれが必要です。

  6. Enterキーを押して、Diagnostics Menuを返します。

  7. 「ヘルプ」の番号を入力します。

    この出力は、診断バンドル・ファイルをダウンロードした後で復号化する方法を示しています。

  8. [Enter]を押して「Diagnostics Menu」に戻ります。

  9. 「診断データ収集モードの有効化」の番号を入力します。

  10. 「診断標準モードの有効化」の番号を入力します。

    標準モードが有効で、次の資格証明が表示されます。

    Data Collection Standard Mode Enabled.
     -----------------------------------
     | Basic Auth: (One Time password) |
     | user: diag                      |
     | password: <generated-passwd>    |
     -----------------------------------
     
     There is a slight delay in switching DiagService from IAM to Basic Auth, so the service should be accessed with Basic Auth after 1 minute wait.
     
     Press ENTER to return... 
  11. ユーザーとパスワードを安全な場所にコピーします。Oracle Supportがバンドルの送信を支援する場合、これらの資格が必要になることがあります。

次の手順?

CLIを使用して診断バンドルを作成します