データ・マーケットプレイス・ツール
Data Marketplaceは、データセットに簡単にアクセスして共有するための革新的なプラットフォームを提供します。
データ・マーケットプレイスは、データ・サイエンティストとビジネス・ユーザーに、組織の要件に応じてデータセットのロードおよび問合せを行うためのアクセス権を提供するData Studioツール・スイートの一部です。データ・プロバイダによってキュレートされたデータ・セットにアクセスして検出できます。共有データを既存のデータと統合し、AI機能を使用してデータを拡張できます。
これにより、プロデューサはマーケットプレイスでデータを共有でき、システムのユーザーは(表のリスト方法に応じて、同じテナンシ内または異なる)データベース内でデータをローカルにロードでき、消費できます。
Data Marketplaceを使用すると、次のことができます。
- 公開の構成方法に基づいて、目的のオーディエンスに提供されたデータにアクセスできるようにするプロデューサとしてリストを公開します。データセットの統計プロファイルを表示することもできます。
- コンシューマとしてデータをロード、分析および問合せし、言語検出、センチメント分析、キー・フレーズ抽出などのData StudioのAI機能を活用します。プロファイルに基づいてアクセスできるデータセットを参照することもできます。
データ・マーケットプレイスの用語
- データセット: プロデューサとしてAutonomous Databaseマーケットプレイスで共有するデータの単位。プロデューサとして、表およびビューをサポートするデータセットを作成できます。
- リスト: データ・マーケットプレイスで使用できる表のリスト。プロデューサとして、リストの公開、説明の指定、ネームスペースの追加、タグの追加、ドキュメントへのリンクの追加、およびデータの共有先の指定を行うことができます。作成時に、リストは「データ・マーケットプレイス」ページにカードとして表示されます。
- データ・マーケットプレイス・ツールへのアクセス
データ・マーケットプレイス・ツールを使用して共有データセットにアクセスし、Data Studioに移動して、Data Marketplaceツールを起動できます。 - リストをマーケットプレイスに公開
プロデューサとして、リストの作成、公開の準備のためのリストの構成、公開のためのリストの送信、表をマーケットプレイスに公開するためのリストの発行を行うことができます。 - データセットの使用
リストを使用可能にした方法に応じて、コンシューマは「データ・マーケットプレイス」ページで使用可能なデータセットにアクセスできます。 - DBMS_DATAMARTパッケージ・リファレンス
この章では、Data Studioのデータ・マーケットプレイス・ツールで使用するパッケージについて説明します。DBMS_DATAMART
のトピックでは、DBMS_DATAMART
パッケージに含まれるプロシージャについても説明します。DBMS_DATAMART
パッケージは、Data Marketplaceでの一般的な操作をサポートするAPIを提供します。
親トピック: データ・マーケットプレイス