Autonomous DatabaseでのOracle OLAPの使用

Oracle OLAPは、Autonomous Databaseで使用できます。Oracle OLAPでは、計画、予測、予算編成、分析などの用途がサポートされています。

Autonomous DatabaseでのOracle OLAPの有効化

Autonomous DatabaseでOracle OLAPを使用するステップについて説明します。

  1. DBMS_CLOUD_ADMIN.ENABLE_FEATUREを実行して、Oracle OLAPを有効にします。
    EXEC DBMS_CLOUD_ADMIN.ENABLE_FEATURE('OLAP');

    このコマンドを実行すると、Javaも有効になります(まだ有効になっていない場合)。

    詳細は、ENABLE_FEATUREプロシージャを参照してください。

  2. Autonomous Databaseインスタンスを再起動します。
    詳細は、Autonomous Databaseの再起動を参照してください。
  3. 再起動操作が完了したら、Oracle OLAPインストール・ジョブが完了するまで約20分間待機します。
  4. Oracle OLAPがインストールされていることを確認します。

    次に例を示します。

    SELECT comp_name, version, status FROM dba_registry
                 WHERE comp_id IN ('APS','XOQ','JAVAVM');
              
    COMP_NAME                    VERSION    STATUS 
    ---------------------------- ---------- ------ 
    JServer JAVA Virtual Machine 19.0.0.0.0 VALID  
    OLAP Analytic Workspace      19.0.0.0.0 VALID  
    Oracle OLAP API              19.0.0.0.0 VALID 
  5. Oracle OLAPが機能していることを確認します。
    set serveroutput on 
    EXEC dbms_aw.execute('show eversion');

    次のような結果が表示されます。

    Oracle OLAP Release 19.23.0.1.0

詳細は、次を参照してください: