データ・フローを構成および実行するための統合タスクの作成

データ統合では、統合タスクを使用して、実行するためのデータ・フローを準備できます。

タスクを実行するたびに異なる値で使用できるように、データ・フローにパラメータを追加できます。デフォルトのパラメータ値は、統合タスク内で更新できます。その後、タスクをアプリケーションに公開する前に、更新したパラメータを使用してデータ・フローを検証できます。

このチュートリアルでは:

  1. 統合タスクを作成して、データ・フローのランタイム・コンテキストを構成します。
  2. 公開済タスクを格納および実行するアプリケーションを作成します。
  3. タスクをアプリケーションに公開します。
  4. タスク実行を作成およびモニターします。

1. 統合タスクの作成

  1. タブ・バーで、「開く」タブ(プラス・アイコン)、「プロジェクト」の順に選択します。

    「開く」タブ

  2. 「プロジェクト」ページで、DI_Labをクリックします。
  3. DI_Labプロジェクトの詳細ページで、左側のサブメニューの「タスク」をクリックします。
  4. 「タスク」ページで、「タスクの作成」をクリックし、「統合」を選択します。

    「統合タスクの作成」ページが新しいタブで開きます。

  5. 「統合タスクの作成」ページで、「名前」Load Customers Labに変更します。

    「識別子」フィールドの値は、「名前」に入力した値に基づいて自動的に生成されます。生成された値は変更できますが、タスクの保存後に値を更新することはできません。

    タスクの説明の入力はオプションです。

  6. 「データ・フロー」セクションで、「選択」をクリックします。
  7. 「データ・フローの選択」パネルで、「Load Customers and Revenue Data」を選択し、「選択」をクリックします。
  8. 「作成してクローズ」をクリックします。

2. アプリケーションの作成

アプリケーションとは、公開済タスク、データ・フローおよびその依存関係のためのコンテナです。アプリケーション内で、公開済タスクをテストのために実行したり、本番にロールアウトできます。

  1. ワークスペースのホーム・ページの「クイック・アクション」タイルで、「アプリケーションの作成」をクリックします。
  2. メインの「アプリケーションの作成」ページで、「空のアプリケーションの作成」をクリックします。
  3. 「名前」Lab Applicationを入力します。
  4. このアプリケーションを作成するコンパートメントを確認または変更します。
  5. 「作成」をクリックします。

    Lab Applicationのアプリケーションの詳細ページが新しいタブで開きます。

3. アプリケーションへのタスクの公開

  1. DI_Labプロジェクトの詳細ページで、サブメニューの「タスク」をクリックします。
  2. 「タスク」リストで、「Customers Labのロード」「アクション」メニュー(「アクション」メニュー)をクリックし、「アプリケーションに公開」を選択します。
  3. 「アプリケーションに公開」ダイアログで、「Lab Application」を選択します。
  4. 「発行」をクリックします。

    通知メッセージが表示されます。タスクを公開すると、アプリケーションにパッチが作成されます。

    公開済タスクには影響を与えずに、タスクを変更または編集できます。つまり、他の変更の処理中にデータ・フローのバージョンをテストできます。

  5. 「ラボ・アプリケーション」の詳細ページに移動し、左側のサブメニューの「パッチ」をクリックして、タスク・パッチの詳細を表示します。

    パッチには、アプリケーションの公開済タスクに対する更新が含まれています。タスクを公開すると、公開パッチが作成されます。タスクを非公開にすると、非公開パッチが作成されます。パッチとそのステータスのリストは、「アプリケーション詳細」ページにあります。

  6. 「リフレッシュ」をクリックして、最新のステータス更新を取得します。

    パッチのステータスが「成功」に変わると、アプリケーションの詳細ページの「タスク」リストに公開済タスク・エントリが作成されます。

  7. ラボ・アプリケーションの詳細ページで、「タスク」をクリックします。

    「タスク」ページに、アプリケーションに公開したタスクのリストが表示されます。公開したタスクは、「タスク」ページから実行します。

4. タスク実行の作成およびモニタリング

  1. ラボ・アプリケーションの詳細ページで、左側のサブメニューの「タスク」をクリックします。
  2. 「タスク」リストで、「顧客ラボのロード」「アクション」メニュー(「アクション」メニュー)をクリックし、「実行」を選択します。

    成功メッセージが表示されます。タスクを実行すると、アプリケーションの「実行」ページでタスク実行が作成されます。「実行」ページが自動的に表示され、すべてのタスク実行とそのステータスを表示できます。実行の初期ステータスはNot startedです。

  3. 「リフレッシュ」をクリックして、最新のタスク実行ステータス更新を取得します。

    タスク実行の詳細を確認してください

    実行ステータスが「成功」に変わると、「データの読取り」および「書き込まれた行」の値が表示されます。