パフォーマンス・ハブの機能
パフォーマンス・ハブは多数のタブとオプションで構成され、データベースを監視できるレポートを提供します。
パフォーマンス・ハブに表示されるこれらのタブは、監視しているデータベースに対して有効化されているデータベース管理オプション、データベースがベース・データベース・サービスまたはExadata Database Service on Dedicated Infrastructureシステムで実行されているか、または外部データベースで管理されているかによって異なります。
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基本管理 - パフォーマンス・ハブには、「ASH分析」タブと「SQLモニタリング」タブのみが表示されます。
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完全管理 - パフォーマンス・ハブには、後続の項で説明するすべてのタブが表示されます。
パフォーマンス・ハブは現在、Base Database Serviceのプラガブル・データベースをサポートしていません。
- ASH分析
- SQL監視
- 自動データベース診断モニター(ADDM)
- ワークロード
- ブロックしているセッション
- SQL履歴
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このタブは、Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureで実行されているデータベースおよび外部データベースによって管理されるExadata Databasesで使用できます。
パフォーマンス・ハブは、上位アクティビティ・ライトという別のモードでも使用できます。このモードは、パフォーマンス・ハブの簡略化されたビューであり、データベース・システムのパフォーマンスをリアルタイムで監視するために高速なレスポンス時間に焦点を当てています。
これらのタブおよびオプションを調査して、選択したデータベースを監視し、そのパフォーマンスを分析できます。これには次のものが含まれますが、これに限定されるわけではありません。
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CPUやディスクI/Oなどのリソースをデータベースが待機している割合
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指定した期間にデータベース・パフォーマンスが低下したかどうか、および主な理由は何か
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システムの負荷の原因と、そのモジュールでデータベースが時間の大部分を費やしている場所
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データベース・パフォーマンスの変化の主な要因となっているSQL文、およびそれらの原因となっている実行
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パフォーマンス・ボトルネックの原因となっているユーザー・セッション
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現在ブロックしているセッション、およびロックに対する未処理のリクエストが存在するかどうか
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データベースが現在のデータベースに干渉しているかどうか
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高いI/Oロードを引き起こしているデータベース、ディスクおよびセル、およびそのロードがバックアップ、リバランスまたはユーザーI/Oのいずれであるか
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CPUバウンドのセル、およびセル・オフロードの決定方法
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ソフトウェア・バージョンやディスク・ステータスなど、データベースの構成