サービス・ゲートウェイの管理

Oracle Services Networkでホストされているサービスへのアクセスを提供するために使用できるサービス・ゲートウェイを作成および管理する方法について説明します。

管理アクセス制御の目的のために、サービス・ゲートウェイを配置するコンパートメントを指定する必要があります。使用するコンパートメントが不明な場合は、組織の管理者に問い合せてください。コンパートメントとアクセス制御の詳細は、コンパートメントの管理を参照してください。

サービス・ゲートウェイでは、次の基本的な管理アクションを使用できます。

別のサービスCIDRラベルに切り替えた場合

サービスCIDRラベルを「OCI <region>オブジェクト・ストレージ」「Oracle Services Networkのすべての<region>サービス」の間で切り替える間にオブジェクト・ストレージ接続が中断されないように、次のプロセスを使用します:

  1. サービス・ゲートウェイの更新: サービス・ゲートウェイのサービスCIDRラベルの削除または変更を参照してください。サービス・ゲートウェイに対して両方のラベルを有効にすることはできません。
  2. 関連するルート・ルールの更新: サービス・ゲートウェイをターゲットとして使用するルールごとに、ルールの宛先サービスを既存のサービスCIDRラベルから切替え先のサービスCIDRラベルに切り替えます。
  3. 関連するセキュリティ・ルールの更新: 既存のサービスCIDRラベルを指定するセキュリティ・ルールを、切替え先のサービスCIDRラベルを使用するように変更します。これらのルールは、ネットワーク・セキュリティ・グループまたはセキュリティ・リストに存在している可能性があります。

そうせずに、既存のサービス・ゲートウェイを削除して新しく作成すると、オブジェクト・ストレージ接続が中断されます。サービス・ゲートウェイを削除する前に、そのゲートウェイをターゲットとして指定しているルート・ルールをすべて削除する必要があることに注意してください。