「データ変換」ページ
データ変換は、Oracle Autonomous Databaseユーザーがデータ統合のためのグラフィカル・データ変換を設計するために使用できる使いやすいグラフィカル・ユーザー・インタフェースです。
データ変換では、コードを作成せずに、データ・ロード、データ・フローおよびワークフローの形式でデータ変換を設計できます。データ・ロードはAutonomous Databaseにデータをロードする便利な方法を提供し、データ・フローは異なるシステム間でデータを移動および変換する方法を定義し、ワークフローはデータ・フローを実行する順序を定義します。
ノート
「データ変換」カードが表示されない場合は、データベース・ユーザーに必要なDATA_TRANSFORM_USERロールがありません。
「データ変換」カードが表示されない場合は、データベース・ユーザーに必要なDATA_TRANSFORM_USERロールがありません。
データ・フローとワークフローの準備ができたら、マッピングを即座に実行することも、後で実行するようにスケジュールすることもできます。Oracle Data Transformsランタイム・エージェントによって、ジョブの実行がオーケストレーションされます。実行時に、Oracle Data Transformsによってコードが生成されます。
データ変換は、次のいずれかの方法で起動できます:
- Oracle Cloud Marketplace: Oracle Cloud Marketplaceからデータ変換インスタンスを作成します。データ変換は、Data Integrator: Web Editionというマーケットプレイスで別個のリストとして利用できます。
- Database ActionsのData Studio: Database ActionsのData Studioページに移動し、「データベース・アクション」ページで「データ変換」をクリックします。
Autonomous DatabaseにOCI Marketplaceのデータ変換インスタンスをすでに登録している場合、「データベース・アクション」ページの「データ変換」カードで、引き続きMarketplaceインスタンスに移動できます。
データ変換機能の標準セットへのアクセスは、データ変換の起動元によって異なる場合があります。このドキュメントでは、特定のトピックに、使用できる機能または使用できない機能を示す次のいずれかが含まれる場合があります:
- 適用先: Data Integrator: Web Editionというマーケットプレイスで別個のリストとして利用できるデータ変換。
- 適用先: Autonomous Databaseに登録されているデータ変換インスタンス。
- 適用先: Oracle Autonomous Databaseに組み込まれているデータ・ツールのスイートの一部であるデータ変換。
- Data StudioからのOracle Data Transformsへのアクセス
Data Transformsは、データ統合のすべての要素(データ移動、データ同期、データ品質およびデータ管理)を組み合せて、複雑なシステム全体で情報の適時性、正確性および一貫性を保証します。 - データ変換ノート
データ変換の使用に関するノート。 - 接続の操作
接続は、データ変換をOCIネットワークからアクセス可能な様々なテクノロジに接続するのに役立ちます。 - データ・ロードの作成
データ・ロードを使用すると、ソース接続からターゲット接続に複数のデータ・エンティティをロードできます。 - データ・ロードの実行
データ・ロードを作成すると、データ・ロードの実行に必要な詳細が表示される「データ・ロードの詳細」ページに移動します。 - データ・エンティティの使用
データ・エンティティは、データ構造を表形式で表したものです。 - プロジェクトの使用
プロジェクトは最上位のコンテナであり、その中にデータ・フローまたはワークフローを論理グループに編成するための複数のフォルダを含めることができます。 - データ・フローの作成
データ・フローでは、異なるシステム間でデータを移動および変換する方法を定義します。 - データ・フローまたはワークフローのスケジュール
指定した時間間隔で実行するようにワークフローおよびデータ・フローをスケジュールできます。 - データ・ロード、データ・フローおよびワークフローのステータスのモニター
データ・ロード、データ・フローまたはワークフローを実行すると、Oracle Data Transformsによってバックグラウンドでジョブが実行され、リクエストが完了します。ジョブのステータスは、データ・ロードの詳細、データ・フロー・エディタおよびワークフロー・エディタのページの右下のパネルに表示できます。 - ワークフローの概要
ワークフローは、実行する必要がある順序に編成された複数のフローで構成されます。 - 変数の作成
変数は、単一の値(文字列、数値または日付)を格納するオブジェクトです。変数の作成時に変数の値を指定することも、問合せ式を使用して値を設定することもできます。 - ジョブの作成および管理
データ・ロード、データ・フローまたはワークフローを実行すると、Oracle Data Transformsによってバックグラウンドでプロセスを完了するジョブが作成されます。 - オブジェクトのエクスポート
ある環境からデータ変換アーティファクト(プロジェクト、接続、データ・ロード、データ・フロー、ワークフロー、スケジュールなど)をエクスポートし、別の環境にインポートできます。
親トピック: Data Studioを使用したデータの変換