OS管理ハブ・プラグインを使用して管理エージェントをアクティブ化します。アクティブ化すると、インスタンスは、インストール・キーで指定されたコンパートメント内のOS管理ハブ・サービスと、プロファイルに関連付けられたコンテンツに登録されます。
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管理エージェント・プラグインをrootとして実行するように構成します。OS管理ハブ・プラグインは、インスタンスにパッチを適用するためにrootとして実行する必要があります。例:
sudo tee /etc/sudoers.d/mgmt_agent <<EOF
## Allows Management Agent to change ownership of deployed External Plugin
mgmt_agent ALL=(ALL) NOPASSWD:/opt/oracle/mgmt_agent/agent_inst/bin/chown_recursive_ep.sh
## Allows Management Agent to run External Plugin under root user
mgmt_agent ALL=(root) NOPASSWD:SETENV: /opt/oracle/mgmt_agent/plugins/osmh/*/osmh
EOF
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ファイルの権限を440に設定します。
sudo chmod 440 /etc/sudoers.d/mgmt_agent
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コンソールで、インスタンスの登録に使用する管理エージェントのインストール・キーをコピーします。
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ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「管理エージェント」で、「ダウンロードとキー」をクリックします。
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「インストール・キー」で、インスタンスの登録に使用するキーを見つけます。
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キーの「Actions」メニューをクリックし、「Copy key to clipboard」を選択します。
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テキスト・エディタでレスポンス(
input.rsp
)ファイルを手動で作成し、前のステップでコピーしたインストール・キーで<MACS_KEY>を置き換えます。
たとえば:
cat >/tmp/input.rsp <<EOF
ManagementAgentInstallKey = <MACS_KEY>
Service.plugin.osmh.download = true
GatewayServerHost = <MANAGEMENT_STATION_HOST_NAME>
GatewayServerPort = <MANAGEMENT_STATION_PROXY_PORT>
EOF
input.rsp
ファイルには、次の必須パラメータが必要です。
ManagementAgentInstallKey
: ドメインのアイデンティティとインストールの信頼性を検証するために必要なインストール・キー。
Service.plugin.osmh.download = true
: エージェントのインストール中にOS管理ハブ(osmh
)プラグインをデプロイします。
管理ステーションをインスタンスとのすべてのOS管理ハブ通信のプロキシとして使用するには、input.rsp
ファイルに次のパラメータを追加します。
GatewayServerHost
: 管理ステーションのホスト名またはIPアドレス。
GatewayServerPort
: 管理ステーションのプロキシ・ポート番号。
管理ステーションのホスト名およびプロキシ・ポートを識別するには、コンソールで次のステップに従います。
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ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「OS管理ハブ」で、「プロファイル」をクリックします。
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インスタンスに関連付けられているプロファイルをクリックします。
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「プロファイル情報」セクションで、「管理ステーション」の名前をクリックします。
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「構成」タブをクリックします。
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input.rsp
ファイルで使用するホスト名およびプロキシ・リスニング・ポート値を記録します。
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レスポンス・ファイルを使用して
setup.sh
スクリプトを実行し、管理エージェントを構成します。
sudo /opt/oracle/mgmt_agent/agent_inst/bin/setup.sh opts=/tmp/input.rsp
正常に設定されると、Agent setup completed and the agent is running
というメッセージが返されます。OS管理ハブ・プラグインの設定には、バックグラウンドでさらに数分かかる場合があります。