既知の問題
これらの既知の問題はタグ付けで特定されています。
タグのデフォルトの作成が、特定の条件で失敗します
詳細: 次の両方の条件が満たされる場合、タグのデフォルトの作成は失敗します: タグ・ネームスペースにアクティブなキー定義が1つのみが含まれ、かつ、タグ・ネームスペースに複数の廃止済のタグ・キー定義が含まれます。
回避策: この問題を回避するには、タグ・ネームスペースに別のタグ・キー定義を作成します。
タグのデフォルトの削除が、タグが廃止されている場合に失敗します 🔗
詳細: 廃止されているタグのデフォルトを削除しようとすると、エラーが発生します。
回避策: タグ定義を再アクティブ化してから、タグのデフォルトを削除します。
Terraform状態がタグのデフォルトおよびセカンダリ・リソースのタグで一定しない 🔗
詳細: 一部のTerraformビルドでは、セカンダリ・リソースに対してタグが作成されず、コンパートメントに対して構成されているデフォルト・タグがリソースに自動的に適用されません。この結果、デフォルト・タグおよびプライマリ・リソースと一致するタグを持たないセカンダリ・リソースが失われる可能性があります。状況によっては、Terraformが無限ループに移行することもあります。
回避策: 潜在的なタグ付けの問題に関して、Terraformスクリプトおよびテナンシ内の各コンパートメントを評価します。
-
Terraformスクリプトを評価します。
-
タグを含むことがわかったすべてのプライマリ・リソースで、フリーフォームまたは定義済のタグをセカンダリ・リソースにコピーします。たとえば、Terraform構成にコンピュート・インスタンスなどのプライマリ・リソースや、アタッチされているVNICなどのネストされたセカンダリ・リソースがある場合、コンピュート・インスタンスのタグをVNICにコピーします。VCNやインスタンス・プールも、セカンダリ・リソースを作成できるプライマリ・リソースです。
-
-
作成するテナンシのディレクトリ・ツリーを評価します。
-
ルート・コンパートメントから開始し、コンパートメントにデフォルト・タグが構成されているかどうかを確認します。タグ値はオプションですが、タグのデフォルトでは、タグに値が必須であることを指定できます。
-
タグのデフォルトは特定のコンパートメントに対して定義されます。コンソールでは、コンパートメントの詳細ページで管理します。
- コンパートメントに、そのコンパートメントで作成されたリソースに対するデフォルト・タグが含まれる場合は、それらのデフォルトで作成されるタグおよび必須のタグ値を、Terraformスクリプトで作成するすべてのリソースに適用します。タグ継承のため、デフォルト・タグは、コンパートメントで作成されるすべてのリソース(子コンパートメントおよび子コンパートメントで作成されるリソースを含む)に適用されます。タグ継承を参照してください。
- すべての子コンパートメントに対してこれらのステップを繰り返し、デフォルト・タグを考慮するようにTerraformスクリプトを更新します。
-