タイムアウト構成

マイクロサービス・アーキテクチャでは、レスポンスを無期限に待機しないようにサービスのタイムアウトを常に定義します。これにより、リソースが無駄になり、他の(待機中の)サービスが失敗する可能性があります。サービス・メッシュには、リクエスト・タイムアウトとアイドル・タイムアウトの2つのタイプのタイムアウトがあります。クライアントがHTTP接続を閉じるまでにマイクロサービスがリクエストに応答する必要がある最大時間は、リクエスト・タイムアウトとして定義されます。仮想サービス・ルート表およびイングレス・ゲートウェイ・ルート表および仮想デプロイメントのリクエストごとに、ルート当たりのタイムアウトを構成できます。アイドル・タイムアウトは、アクティブなリクエストが受信されない期間として定義されます。アイドル・タイムアウトに達すると接続がクローズされます。このタイムアウトは、仮想デプロイメントのリクエストごとに構成できます。

仮想デプロイメント、仮想サービス・ルート表およびイングレス・ゲートウェイ・ルート表のドキュメントには、タイムアウト構成が記載されています。