リカバリ時間目標(RTO)およびリカバリ・ポイント目標(RPO)
リカバリ時間目標は許容できるダウンタイムの量であり、リカバリ・ポイントの目標は許容できるデータ損失の量です。障害が発生した場合、高可用性DBシステムは、スタンドアロンDBシステムと比較して、より優れたリカバリ時間の目標およびリカバリ・ポイント目標を達成できます。
HeatWaveサービスは、Block Volumesを使用してユーザー・データを格納します。HeatWaveサービスには、ブロック・ボリュームによって提供される耐久性、セキュリティおよびパフォーマンス機能に加えて、様々なタイプの障害に対する耐障害性を提供する豊富な機能セットがあります。機能には、自動および手動バックアップ、ポイントインタイム・リカバリ、クロス・リージョン・バックアップ・コピー、高可用性DBシステム、インバウンドおよびアウトバウンド・レプリケーションおよび読取りレプリカがあります。
スタンドアロンDB System
次の表に、スタンドアロンDBシステムのリカバリ時間目標(停止時間の許容範囲)およびリカバリ・ポイント目標(データ損失の許容範囲)を示します。
表2-1スタンドアロンDBシステムのRTO (停止時間の許容範囲)およびRPO (データ損失の許容範囲)
| 障害およびメンテナンス・イベント | 停止時間(RTO) | 潜在的データ損失(RPO) |
|---|---|---|
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数分から数時間 | ゼロ |
局所的なイベント:
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数分から数時間 | ゼロ |
バックアップからのリストアが必要なイベント:
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数分から数時間 | ポイント・イン・タイム・リストアを有効にして最大5分。 |
高可用性DBシステム
次の表で、単一インスタンス障害が発生した場合の、高可用性DBシステムのリカバリ時間目標(停止時間の許容範囲)およびリカバリ・ポイント目標(データ損失の許容範囲)について説明します。
表2-2高可用性DB SystemのRTO (停止時間許容範囲)およびRPO (データ損失許容範囲)
| 障害およびメンテナンス・イベント | 停止時間(RTO) | 潜在的データ損失(RPO) |
|---|---|---|
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秒から分 | ゼロ |
インスタンスごとの局所的なイベント:
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最小 | ゼロ |
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最小 | ゼロ |