スタックでのカスタム・プロバイダの使用

スタックを更新して、オブジェクト・ストレージ・バケットからカスタム・プロバイダをフェッチします。

  • バケットをTerraformで使用するファイルに制限します。
  • カスタム・プロバイダが使用可能になる前にスタックが作成された場合は、まずTerraformレジストリを使用するようにスタックを更新します。この更新により、スタックでカスタム・プロバイダを使用できます。

開始前

カスタム・プロバイダをバケットに追加するには、次のステップに従います。
  1. カスタム・プロバイダのバケットを設定します。オブジェクト・ストレージへのデータの配置を参照してください。
    • amd/x86バイナリを格納するには、次の名前でバケットのルートの下にディレクトリを作成します:

      linux_amd64

    • Armバイナリを格納するには、次の名前でバケットのルートの下にディレクトリを作成します:

      linux_arm64

  2. 各カスタム・プロバイダ・バイナリ・ファイルの名前と次の規則が一致することを確認します。

    terraform-provider-<TYPE>_v<MAJOR.MINOR.PATCH>

    オプションの接尾辞(例: x5またはx4):

    terraform-provider-<TYPE>_v<MAJOR.MINOR.PATCH>_<OPTIONAL-SUFFIX>

  3. カスタム・プロバイダ・バイナリ・ファイルをバケットにアップロードします。オブジェクト・ストレージへのデータの配置を参照してください。
    バケットをTerraformで使用するファイルに制限します。
    1. 「スタック」リスト・ページで、使用するスタックを見つけます。リスト・ページまたはスタックの検索に関するヘルプが必要な場合は、スタックのリストを参照してください。
    2. スタックの「アクション」メニュー(アクション・メニュー)から、「編集」を選択します。
    3. 「スタックの編集」ページで、「カスタム・プロバイダの使用」を選択します。
    4. カスタム・プロバイダを含むバケットを選択します。
      バケットをTerraformで使用するファイルに制限します。
    5. 「次へ」を2回選択します。
    6. 「Save changes」を選択します。
  • oci resource-manager stack updateコマンドおよび必須パラメータを使用して、スタックでカスタム・プロバイダを使用します。

    oci resource-manager stack update --custom-terraform-provider <json_input> [...]

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、リソース・マネージャ・コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • UpdateStack操作を使用して、スタックで使用されるカスタム・プロバイダを更新します。

    リクエストのCustomTerraformProvider部分の例については、CustomTerraformProviderを参照してください。