アプリケーション・データ抽出の作成
アプリケーション・データのコピーは、サブスクリプション・サービス期間の期限が切れた後にリクエストできます。
更新期日より前にFusion Applicationsサブスクリプションを更新しない場合は、本番環境からアプリケーション・データのコピーを抽出できます。このオプションは、Oracle Cloud Hosting and Delivery PoliciesおよびCloud Serviceに適用される関連するOracle Pillarドキュメント(http://oracle.com/contractsから入手可能)に記載されているサブスクリプションの更新期日後にのみ使用できます。
アプリケーション・データ抽出をリクエストするには
サブスクリプションが更改日を過ぎた後、本番環境には、アプリケーション・データ抽出をリクエストするためのオプションが表示されます。アプリケーション・データ抽出は、事前認証済リクエスト(Par) URLを介して使用可能になり、データ抽出への一時的および制御されたアクセスを提供します。
- 本番環境の詳細ページに移動します。
- 「リソース」で、「データ抽出」を選択します。
- 「データ抽出のリクエスト」を選択します。データ抽出を作成するジョブが送信されます。Fusion Applicationsデータベースのサイズによっては、ジョブの完了に数時間かかる場合があります。
アプリケーション・データをリクエストするオプションが表示されない場合は、セルフサービス・リクエスト期間が経過したため、アプリケーション・データ抽出を作成するには、Oracle Supportにサービス・リクエスト(SR)を提出する必要があります。
アプリケーション・データ抽出をダウンロードするには
Oracle Supportを介したセルフサービス要求またはサービス要求の完了後にデータ抽出が使用可能な場合は、環境の詳細ページから抽出をダウンロードできます。
- 本番環境の詳細ページに移動します。
- 「リソース」で、「データ抽出」を選択します。
- 完了したリクエストは「成功」と表示されます。明細品目の を選択し、「抽出データ・リンクの表示」を選択します。
- 「抽出されたデータの表示」ページには、本番環境のデータ抽出ファイルが、後でデータ抽出を復号化するためのパスワードとともにリストされます。パスワードは必ず忘れないでください。
- ダウンロードする各ファイルのチェック・ボックスを選択します。データ抽出には多数のファイルが含まれます。すべての抽出をダウンロードするには、抽出のリスト全体を必ずナビゲートしてください。
データ抽出にアクセスするためのPAR URLは、ファイルのダウンロードを開始するために15分間有効です。一部のデータ抽出ファイルのダウンロードには時間がかかる場合があります。すべてのファイルのダウンロードに時間がかかる場合は、「再生成」を選択するか、ブラウザ・ページをリフレッシュしてタイマーをもう15分間リセットします。
アプリケーション・データ抽出の使用
ダウンロードするデータ抽出は、圧縮された暗号化されたTARアーカイブ・ファイルです。たとえば、Archive.tar.gpg
、filename.bar.gpg
またはfilename.dmp
です。
https://gnupf.org/download/にある GnuPGなどの復号化ソフトウェアを実行して、アーカイブファイルを復号化します。使用しているオペレーティングシステムに適したバージョンをインストールします。ソフトウェアの手順に従ってファイルを復号化します。
アーカイブからファイルを抽出(またはuntar)するには、次のコマンドを実行します。
gpg --output an_output_file_name --decrypt filename.tar.gpg
「抽出されたデータの表示」ページで指定したパスワードを入力して、抽出を開始します。抽出ファイルは、前提条件のユーザーおよび表領域が作成されている準備済データベースにインポートできます。現在の前提条件を取得するには、サポート・リクエストを開く。