可用性モニタリングの使用
可用性モニタリングを使用してアプリケーションまたはAPIエンドポイントをモニターし、可用性およびパフォーマンスの潜在的な問題をエンド・ユーザーが経験する前に検出できます。
可用性モニタリングを使用すると、プロアクティブなモニタリングが可能になり、開発者およびオペレータは、ユーザーが影響を受ける前に問題を回避できます。アプリケーションの可用性を確保するために、スケジュールされたモニターを実行する機能が備わっています。可用性モニタリングを使用すると、次のタイプのモニターを作成でき、これをバンテージ・ポイントと呼ばれる様々な地理的位置から実行できます:
- ブラウザ
- スクリプト化ブラウザ
- REST
- スクリプト化REST
- ネットワーク
- DNS
- SQL
- FTP
ブラウザおよびRESTモニター・タイプを使用すると、特定のURLを監視できます。「スクリプト化ブラウザ」および「スクリプト化REST」モニター・タイプを使用すると、スクリプトをアップロードできます。これは、アプリケーションでユーザー・トランザクションをシミュレートするために使用される、記録されたユーザー・パスです。ネットワークモニタータイプは、任意のネットワークサーバーまたはホストの可用性をモニターするために使用できます。DNSモニターは、次のタイプをサポートします。
- DNSサーバー: ターゲット・ドメインの解決時間およびその他のメトリックを測定します。
- DNSトレース: DNSリクエストが親ゾーンから子ゾーンの認可サーバーに正しく委任されていることを検証します。
- DNSSEC: ドメイン・ネーム・システム・セキュリティ拡張に従って、DNSレコードの信頼性を検証します。
SQLモニターは、SQL問合せのパフォーマンスを測定し、ユーザーが可用性またはロード時間の問題を検出できるようにします。MonitorはSQL問合せを入力とし、Oracleデータベースに対して実行して様々なタイミング・メトリックを生成します。
FTPモニターは、ユーザーが可用性またはレイテンシの問題を検出できるように、FTP操作のパフォーマンスを測定します。ターゲットFTPサーバーの詳細を入力として取得し、リクエストされた操作を実行して様々なタイミング・メトリックを生成します。
モニターの作成後は、可用性モニタリングを使用して、メトリックの収集と表示、各モニター実行のモニター、ダッシュボードでのモニター実行の概要の表示を行うことができます。
ノート
可用性モニタリング・テストの実行時には、ターゲット/モニター対象アプリケーションの非権限ユーザーを使用することをお薦めします。
可用性モニタリング・テストの実行時には、ターゲット/モニター対象アプリケーションの非権限ユーザーを使用することをお薦めします。