Linux、Red HatまたはCentOSでのファイル・システムのマウント
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ファイル・システムをマウントするインスタンスにログインします。
インスタンスへの接続を参照してください。
例:
ssh user@192.0.2.0
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次のコマンドを使用して、NFSクライアントをインストールします。
sudo yum install nfs-utils
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マウント・ポイントとして使用するディレクトリを作成します。
<yourmountpoint>を任意のディレクトリ名に置き換えます。例:
/mnt/mountpoint-A
sudo mkdir -p <yourmountpoint>
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ファイル・システムをマウントします。
警告
-o nosuid
オプションを省略すると、権限のないユーザーがルートに権限のエスカレートを許可されます。nosuid
オプションは、マウントされたシステム内のset-user-identifierビットまたはset-group-identifierビットを無効にしますが、使用することはありません。例:
sudo mount -t nfs -o nfsvers=<version>,nosuid <10.x.x.x>:<fs-export-path> <yourmountpoint>
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使用するNFSプロトコル・バージョンに基づいて、<version>を次のいずれかに置き換えます。
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3のnoacl
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4.0
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4.1
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<10.x.x.x>をマウント・ターゲットのプライベートIPアドレスに置き換えます。マウント・ターゲットのIPアドレスの取得を参照してください。
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<fs-export-path>を、エクスポートの作成時に生成されたエクスポート・パスに置き換えます。ファイル・システムのエクスポートの作成を参照してください。
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<yourmountpoint>をローカル・マウント・ポイントへのフルパスに置き換えます。
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マウントされているファイルシステムを表示します。
df -h
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ファイル・システムにファイルを書き込みます。
<yourmountpoint>をローカル・マウント・ポイントへのパスに置き換え、<filename>をファイル名に置き換えます。
sudo touch /mnt/<yourmountpoint>/<filename>
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ファイル・システムにアクセスしてファイルを表示できることを確認します。
マウントポイントをローカルマウントポイントへのパスに置き換えます。
cd <yourmountpoint> ls
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OSの適切なマウントファイルにファイルシステムマウント情報を追加します。
これまでのところ、ファイルシステムはクライアントに手動でマウントされています。クライアントがリブートされた場合、マウント・ファイル(
/etc/fstab
や/etc/vfstab
ファイルなど)に追加しないかぎり、ファイル・システムは自動的にマウントされません。