ソースとエンティティ間のアソシエーションの管理
管理エージェントを使用してログを継続的に収集する場合、特定のエンティティのソースがログ・データを収集できるように、ソースとエンティティのアソシエーションを構成する必要があります。
新しいソースとエンティティのアソシエーションの構成
管理エージェントのインストール後に継続的なログ収集を有効にするには、新しいソースとエンティティのアソシエーションを構成します。大規模なエンティティ・アソシエーションを構成するには、ソースとエンティティのアソシエーションAPIを使用します。
収集の指示が、前に定義したとおりにこのエンティティをモニターしているエージェントに送信され、ログ収集が開始されます。ログ収集の警告を表示するには、「エージェント収集警告」セクションに移動します。警告のリストは、このソースのすべてのアソシエーション・エンティティに対応していることに注意してください。
管理エージェントのログ収集に問題がある場合は、モニター対象のログ・ファイルが、管理エージェントを実行しているmgmt_agentユーザーに読取り可能であることを確認してください。ログ・エクスプローラでログが表示されるまで数分間待機します。OSファイルからログを収集する場合、より古いログ・ファイルが最初に収集されます。そのため、新しいログより前に古いログがロードされて表示されることがあります。エージェントが履歴ログを収集した後で、新しいログのみが収集されて表示されるようになります。
ソースの自動アソシエーションの有効化
ソース定義で指定したエンティティ・タイプのすべてのエンティティからのログ収集を有効にするには、自動アソシエーションを有効にします。
次のステップを使用してソースの自動アソシエーションを行うと、適格で現在関連付けられていないすべてのエンティティと、作成される将来の適格なすべてのエンティティからのログ収集を有効にできます:
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ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「ログ・アナリティクス」で、「管理」をクリックします。「管理の概要」ページが開きます。
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管理リソースが、左側のナビゲーション・ペインの「リソース」の下にリストされます。「ソース」をクリックします。
ソースのリスト・ページには、Oracle定義およびカスタム定義のソースがすべて表示されます。使用するものを検索して識別できます。
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自動アソシエーションを有効にするソース名をクリックします。ソースの詳細ページが開きます。
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「ソース情報」で、「自動アソシエーション」の横にある「有効化」をクリックします。
「自動アソシエーションの有効化」ダイアログ・ボックスが開きます。
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エンティティからの収集および索引付けの後にログ・データを配置するログ・グループが含まれるコンパートメントを選択します。
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ログ・データを格納する必要があるログ・グループを選択します。
新しいログ・グループを作成するには、コンパートメントを選択し、「ログ・グループの作成」をクリックします。ダイアログ・ボックスで、名前および説明を入力します。「作成」をクリックします
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「有効化」をクリックします。
自動アソシエーションが有効になると、ソース定義で指定されたエンティティ・タイプの新しいエンティティがOracle Logging Analyticsによって検出されると、それらはソースと自動的に関連付けられます。
エンティティからのログ収集の停止
ソースとエンティティが関連付けられている場合、そのエンティティからのログ収集が有効になります。ログの索引付けおよび前処理の詳細は、ソース定義で指定されます。そのエンティティからのログ収集を停止する必要がある場合、エンティティとソースの関連付けを解除します。
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ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「ログ・アナリティクス」で、「管理」をクリックします。「管理の概要」ページが開きます。
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管理リソースが、左側のナビゲーション・ペインの「リソース」の下にリストされます。「ソース」をクリックします。
ソースのリスト・ページには、Oracle定義およびカスタム定義のソースがすべて表示されます。使用するものを検索して識別できます。
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ソース名をクリックします。ソースの詳細ページが開きます。「関連エンティティ」セクションに、このソースに関連付けられているエンティティと、ログが現在収集されているエンティティのリストが表示されます。
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ログの収集を停止するエンティティを選択します。「エンティティの削除」をクリックします。
このソースのログ収集を停止するには、複数選択機能を使用してすべてのエンティティを選択します。
または、ソースの自動アソシエーションを有効にしており、関連付けられているすべてのエンティティの収集を停止する場合は、自動アソシエーションを無効にして、既存のエンティティ・アソシエーションを削除できます。ソースの自動アソシエーションの無効化を参照してください。
これで、選択したエンティティとのアソシエーションが削除され、そこからのログ収集が停止され、エンティティが「関連付けられていないエンティティ」セクションに移動されます。
ソースの自動アソシエーションの無効化
自動アソシエーションを有効にすると、ソース定義で指定されたエンティティ・タイプのすべての適格なエンティティが、ソースに自動的に関連付けられます。自動アソシエーションを無効にし、ソースとエンティティのアソシエーションを選択的にするには、次のステップに従います:
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ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「ログ・アナリティクス」で、「管理」をクリックします。「管理の概要」ページが開きます。
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管理リソースが、左側のナビゲーション・ペインの「リソース」の下にリストされます。「ソース」をクリックします。
ソースのリスト・ページには、Oracle定義およびカスタム定義のソースがすべて表示されます。使用するものを検索して識別できます。
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自動アソシエーションを無効にするソース名をクリックします。ソースの詳細ページが開きます。
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「ソース情報」で、「自動アソシエーション」の横にある「無効化」をクリックします。
「自動アソシエーションの無効化」ダイアログ・ボックスが開きます。
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「無効化」をクリックして、ソースの自動アソシエーション機能を無効にします。これにより、新しい適格なエンティティは、ソースに自動的に関連付けられなくなります。ただし、自動アソシエーション機能によって以前に関連付けられたエンティティのログ収集は継続されます。
オプションで、ソースとのアソシエーションを削除することで、以前に関連付けられたすべてのエンティティからのログ収集を停止できます。これを行うには、「自動アソシエーションの無効化」ダイアログ・ボックスで、「既存のエンティティ・アソシエーションをすべて削除」チェック・ボックスを選択してから確認します。