メンテナンスの概要
Oracleは、DBシステムに対して定義した週次のメンテナンス・ウィンドウの開始時間から2時間以内に開始するDBシステムのメンテナンスを実行します。メンテナンスは、毎週ではなく必要な場合にのみ実行されます。
HeatWaveサービスのメンテナンス機能により、次の方法でサービスの継続的なセキュリティ、パフォーマンスおよび安定性が保証されます。
- セキュリティおよびクリティカルな修正によるデータベースの更新(同じバージョン内)。
- 基礎となるオペレーティング・システムにパッチを適用します。
- ハードウェアおよび仮想マシン・ハイパーバイザのファームウェアの更新。
ノート
メンテナンス・プロセスでは、既存のバージョンが使用できなくならないかぎり、データベース・バージョンはアップグレードされません。バージョン8.0.38から8.0.39など、MySQLサーバーのバージョンを手動でアップグレードする必要があります。DB Systemの手動アップグレードを参照してください。
メンテナンス・プロセスでは、既存のバージョンが使用できなくならないかぎり、データベース・バージョンはアップグレードされません。バージョン8.0.38から8.0.39など、MySQLサーバーのバージョンを手動でアップグレードする必要があります。DB Systemの手動アップグレードを参照してください。
「メンテナンス・ウィンドウの開始時間」を定義しない場合は、Oracleによって定義されます。自動的に選択されたウィンドウがタイミングに合っているか確認することをお薦めします。メンテナンスの実行中、DBシステムのステータスが
UPDATING
に変わり、DBシステムはしばらく使用できません。この間、HeatWaveサービスはメトリックをモニターしません。
ノート
自動バックアップなどの競合する操作が現在実行中の場合、メンテナンスを開始できません。競合する操作が完了するまで待機する必要があります。メンテナンス・ウィンドウの開始時間から2時間以内に競合する操作が完了しない場合、メンテナンスはスキップされ、次のメンテナンス・ウィンドウで再試行されます。
自動バックアップなどの競合する操作が現在実行中の場合、メンテナンスを開始できません。競合する操作が完了するまで待機する必要があります。メンテナンス・ウィンドウの開始時間から2時間以内に競合する操作が完了しない場合、メンテナンスはスキップされ、次のメンテナンス・ウィンドウで再試行されます。
メンテナンスが完了すると、DBシステムはメンテナンス前の状態に戻ります。メンテナンスの開始時にDBシステムがINACTIVE
状態になっていた場合は、メンテナンスの完了後にINACTIVE
状態に戻ります。
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