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オブジェクト・ストレージへのソース・インスタンスのエクスポート

dumpinstanceユーティリティを使用して、オブジェクト・ストレージにDBシステム・ソース・インスタンスをエクスポートします。

MySQLシェルの使用

MySQLシェルを使用して、DBシステム・ソース・インスタンスをオブジェクト・ストレージにエクスポートします。

このタスクでは次が必要です:
  • MySQLシェル8.0.27以上のバージョン。最新バージョンのMySQLシェルを使用することをお薦めします。それより前のバージョンのMySQLシェルでは、MySQLシェル8.0.27以上のバージョンで作成されたエクスポートをインポートできません。
  • オブジェクト・ストレージと既存のバケットへのアクセス。
  • 有効な構成ファイル。デフォルトの場所にCLIをインストールして構成した場合は、有効な構成ファイルがあります。CLIのインストールや構成を行っていない場合は、インストールするか、手動で構成ファイルを作成する必要があります。SDKおよびCLIの構成ファイルを参照してください。
  • ソース・インスタンス内の少なくとも1つのデータベース・スキーマ。インスタンスにデータベース・スキーマが存在しない場合、MySQLシェルのdumpInstanceコマンドは失敗します。
ソースDBシステムをオブジェクト・ストレージにエクスポートするには、次を実行します:
  1. MySQLシェルを使用してDBシステムに接続します。MySQLシェルの使用およびエクスポートおよびインポートの概要を参照してください。
  2. JS実行モードで、次のコマンドを実行します:
    util.dumpInstance("prefix", {osBucketName: "bucket", ocimds: true, threads: n})
    • util.dumpInstance: MySQLインスタンス内のすべてのデータをエクスポートします。
    • prefix: (オプション)バケットにアップロードされるファイルに接頭辞を追加します。エクスポートおよびインポートの概要を参照してください。
    • ocimds: (オプション)データに対するHeatWaveサービスとの互換性をチェックします。このオプションは、ダンプを別のDBシステムにインポートする場合にのみ指定します。ダンプを外部レプリカにエクスポートする場合は、このオプションを指定しないでください。
    • osBucketName: エクスポート先のオブジェクト・ストレージ・バケットの名前を大/小文字を区別して指定します。
    • threads: このタスクに使用する処理スレッドの数を指定します。デフォルト値は4です。
インスタンスがオブジェクト・ストレージ・バケットにエクスポートされます。